ことしは日本だけでなく中国やオーストラリアなど各地で異常な暑さとなり、世界の平均気温は、120年余りある統計で2番目の高さになる見通しとなりました。 気象庁は「地球温暖化の傾向が現れていて、今後、猛暑や大雨などの極端な気象現象が増える可能性がある」としています。 ことしは8月12日、高知県四万十市で最高気温が統計を取り始めてから最も高い41度に達するなど、東日本と西日本を中心に異常な暑さとなりました。 世界でも高温となった地域が多く、中国の上海市では8月7日、統計を取り始めてから最も高い40度8分を観測しました。 またオーストラリアの中部では、1年のうち7か月で平均気温が平年を2度以上上回るなど、年間を通して高温となり、1月にはこの50年余りの間で最も高い49度6分を観測しました。 気象庁が世界各国およそ8000地点の観測データをまとめたところ、ことし1月から先月までの平均気温は平年より0