ロシアが不法占拠する北方領土周辺の海域を指定して、3日間にわたり「爆撃」を行うと日本側に通告し、日本政府が外交ルートで抗議していたことが15日、政府関係者らへの取材で分かった。政府は軍事演習を行うとみて情報を収集している。 外務省によると、ロシア側は13日、16~18日に択捉島とウルップ島(得撫島)の間を通る択捉海峡の海域で、爆撃を行うと通告した。日本政府は13日付で「北方四島に対するわが国の立場と相いれず、受け入れられない」などとロシア側に抗議した。 ロシアは北方領土の実効支配を強める政策を進めており、経済活動の拡大のほか、軍備の増強や演習も実施。2月にも国後島と択捉島で艦船や航空機などを投入した大規模な軍事演習を行うなどしていた。
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