治療用のスマートフォン用アプリケーションを医療機関が患者に処方するための基盤を、医療ベンチャーのCureAppが提供を開始した。疾患治療のためのスマホアプリを同一の契約および業務フローで処方できる。2020年10月23日に発表した。 医療ベンチャーのCureAppが提供する「App Prescription Service」(APS)は、複数の治療用スマートフォン用アプリケーションを、医療機関が患者に一元的かつスムーズに導入・処方するためのサービス基盤(図1)。異なるメーカーの医療用アプリを同一フローで処方できるようにし、医療機関の運用負荷を低減する。 CureAppは、ニコチン依存症治療用のスマホアプリを開発しており、2020年8月に薬事承認を受けたところ。今後、同様のスマホアプリが登場することになり、それぞれの処方(アプリの提供方法)などが異なれば、医療機関の負担が増えることになる。
