東京ビッグサイトで開催された「ITpro EXPO 2011」において2011年10月14日、「レガシー資産の再生に挑む」と題したキ―テーマセッションが行われた。 参加したのは、富士通 共通技術本部本部長の柴田徹氏(写真1)、日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)主席研究員の福田修氏(写真2)、日経BPコンサルティング シニア・コンサルタントの松井一郎氏(写真3)の3人。 セッションの冒頭でモデレータを務める日経コンピュータ 編集プロデューサーの星野友彦氏(写真4)は、「今年の編集上の重大テーマの1つが“ITリフォーム”だ」と発言した。ITリフォームとは、既存のIT資産を使いやすいものにしていくこと、また保守しやすいものにしていくこと。重点テーマとしたとして理由は、「情報システム部門は、経営陣からもっと価値を生み出せと言われる一方、既存のシステムを放って先に進むわけにはいかないから」と