米南部テキサス州の教会で5日、男が銃を乱射する事件があり、州当局によると教会にいた5~72歳の計26人が死亡し、約20人がけがをして病院に運ばれた。発砲した男は逃走中に死亡した。米連邦捜査局(FBI)などが詳しい状況を調べている。 現場はテキサス州南西部の中心都市サンアントニオから約50キロ南東の小さな町、サザーランドスプリングス。州当局の説明などによると、5日午前11時20分(日本時間6日午前2時20分)過ぎ、日曜礼拝中だった「ファースト・バプテスト教会」に、黒ずくめの格好をした若い男が銃を撃ちながら侵入し、教会内でも無差別に発砲を続けた。 男が教会を出たところで、住民がライフルで応戦。銃を捨てて車で逃げる男を住民が追跡した。男は近くの町で衝突事故を起こし、車の中で死亡しているのが見つかった。射殺されたのか自殺かは不明。男は防弾チョッキを身につけていた。 州当局によると23人が教会内で、