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ブックマーク / www.nippon.com (6)

  • 【書評】「井戸を掘った人」が井戸に落とされる時代:鈴木英司『中国拘束2279日 スパイにされた親中派日本人の記録』

    書評】「井戸を掘った人」が井戸に落とされる時代:鈴木英司『中国拘束2279日 スパイにされた親中派日人の記録』 Books 国際・海外 政治・外交 社会 2023.06.16 日中友好の中核を担った人物が、中国訪問時にスパイ罪で逮捕され、6年の実刑判決を受け、服役を終えて今年帰国した。その全過程を赤裸々に語ったが出版された。その記述が我々に伝えるのは、習近平体制下の中国と、外国人が親しく付き合う絶望的なほどのリスクである。 意見交換が「スパイ行為」と認定 書によって人々は、中国でいったん疑いをかけられた結果、容疑の事実関係がどうであれ、きわめて理不尽な目に遭う可能性がある、という事実を突き付けられる。そして、「中国と近いほど危ない」という逆説的な実情が浮かび上がる。 著者の鈴木氏は、議員秘書から中国での教員を経て日中青年交流協会の理事長につき、訪中歴は200回を超え、中国と日のパ

    【書評】「井戸を掘った人」が井戸に落とされる時代:鈴木英司『中国拘束2279日 スパイにされた親中派日本人の記録』
    myogab
    myogab 2023/06/21
    「井戸を掘った人」は経世時代の人材で、清和政権からしたら目障りな政敵なんだから、公安にスパイが居る~てよりは、日本政府に嵌められた(売られた)~と考える方が自然な気がする。
  • 旧統一教会問題:自民党は信頼を回復できるのか、党の姿勢と国民の疑念に大きな落差

    安倍晋三元首相が7月に殺害されたことを契機に、安倍氏を含め多くの自民党議員と旧統一教会との深い関係が、はしなくも明るみに出た。さらに教団が信徒に高額寄付を強いていた実態も改めて浮かび上がり、旧統一教会と自民党の関係を巡り世論の不信は強まっている。同党は信頼を回復できるのだろうか。 「反日」団体と保守派の奇妙な結合 安倍元首相殺害の容疑者は旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の2世信者。実母の高額寄付で生活が破綻したことから、教団に恨みを募らせ、教団の会合に安倍氏がビデオメッセージを寄せるなど親密な関係にあったことで犯行に及んだ。 旧統一教会と自民との深い関係にまつわる問題が噴出する中で、岸田文雄首相は安倍元首相の葬儀を国葬にすると決めたため、世論は国葬に対して「反対」に傾いた。また、ほとんどすべての世論調査で、旧統一教会への自民党の対応について「不十分」とする意見が7割を超え、内閣支持率は急

    旧統一教会問題:自民党は信頼を回復できるのか、党の姿勢と国民の疑念に大きな落差
    myogab
    myogab 2022/12/19
    「信頼を回復」する事などできやしないだろうが、「批判者の信頼を潰すこと」なら十分可能であろう。劇場型に持ち込めれば、それ以前は過去にされてしまう。
  • 参勤交代の最大の弊害は国許を顧みない若殿が育ったこと

    浅野内匠頭長矩(あさの・たくみのかみ・ながのり)、松平容保(まつだいら・かたもり)——二人とも江戸時代の著名な大名だ。長矩は赤穂藩第3代、容保は会津藩第9代の藩主。生きた時代は違うが、二人には「藩主」であるという他にも共通点があった。参勤交代制度によって生母が江戸に留め置かれていたため、江戸で生まれ、江戸で育ったということだ。 浅野内匠頭は「田舎侍」にあらず 長矩と容保二人に限ったことではない。江戸幕藩体制下の藩主たちは、ほぼ例外なく江戸藩邸で生まれ、江戸で成長した。 藩主は参勤交代によって国許と江戸とを往復するが、子は江戸に居住することを命じられていたからだ。人質である。世継ぎは江戸で生まれ、江戸で若殿として養育されるのである。 『忠雄義臣録第三』より。吉良に斬りかかる長矩を描いている。なぜこのような暴挙に及んだかについて、長矩は調べに対し「私的に遺恨あり、前後を忘れ、討ち果たそうと及

    参勤交代の最大の弊害は国許を顧みない若殿が育ったこと
    myogab
    myogab 2021/09/03
    参勤交代は関係無くね? 城下に人質住まわせるのは、室町時代から普通にやられてたと思うし。参勤交代が無い方が…帰郷自由なら帰らない…その懸念は助長されるんじゃね?
  • 「右傾化」のまぼろし――現代日本にみる国際主義と排外主義

    の「右傾化」が国内外のメディアで盛んに論じられている。それは日の現状を正しく反映しているのか。集団的自衛権行使容認やヘイトスピーチなど、いわゆる「右傾化」現象の質に迫る。 「右傾化」論を読み直す 昨今、日および海外のメディアでは、現在の日における「右傾化」の傾向がしばしば論評の対象になっている。たとえば、『ウォールストリート・ジャーナル』(電子版、2014年2月26日配信)には、「アジアでの緊張関係が日に右傾化をかきたてた」(Tensions in Asia Stoke Rising Nationalism in Japan)と題する長文の署名記事が載っている。そこでとりあげられているのは、一方では『WiLL』のようなナショナリストの雑誌が売れ、中国韓国をあからさまに侮蔑する書物が大量に刊行され、選挙においても同様の主張をする候補者が選挙で多くの票を得るといった社会の「全体

    「右傾化」のまぼろし――現代日本にみる国際主義と排外主義
    myogab
    myogab 2014/07/01
    国際協調主義→集団安全保障の件は、近隣諸国からも「軍隊出さないのはズルい」と言われた後で良いと思。そこも戦後処理を曖昧にしてるから延々と拗れてんだろうなとか。大半は世代間ディスコミュニケーションかな。
  • 日本人と宗教―「無宗教」と「宗教のようなもの」

    しばしば、日人は無宗教といわれるが、実際はどうなのか。「宗教のようなもの」という観点から、日人と宗教の関わりを読み解く。 大きな反響を呼んだ『日人はなぜ無宗教なのか』1996年に宗教学者・阿満利麿(あま・としまろ)氏が『日人はなぜ無宗教なのか』(ちくま新書)というを出した。これは英語韓国語にも翻訳されるなど非常に大きな反響を呼んだ。阿満氏によると、日人は無宗教だと言われてはいるものの、それは「創唱宗教」と比較しているからではないかという。創唱宗教とは、特定の教祖がいて明確な教義を持つ宗教を指す。キリスト教にはイエス・キリストが、仏教にはゴータマ・ブッダが、イスラム教にはムハンマドという教祖がいる。他方、ヒンズー教や神道には特定の始祖がいない。また民間信仰にも特定の始祖は存在せず、いわば無名の人たちによって自然に実践されてきたものである。 日の宗教は創唱宗教から大きな影響を受

    日本人と宗教―「無宗教」と「宗教のようなもの」
    myogab
    myogab 2014/03/03
    論理展開がアクロバティックで意図が掴みにくい…。
  • 日韓関係修復が難しい本当の理由

    注:朝鮮日報記事データベース(2011年2月4日時点) において、「日」という用語を含む記事全体の中で、どれだけの記事が歴史認識紛争や領土紛争に関わる「用語」を含むかを示した(100%=1.00)。 黄=最も割合の多い時期/青=それに続く4つの時期 (出典: Kimura Kan, “Discovery of Disputes: Collective Memories on Textbooks and Japanese-South Korean Relations,” Journal of Korean Studies, Volume 17, No.1, Spring 2012) だがそれが韓国における「反日」運動が盛り上がりを見せた結果かといえば、必ずしもそうではない。事実、「反日」デモへの参加者は、中長期的には減少する傾向を見せている。時に大規模な「反日」デモが行われる中国と異なり、

    日韓関係修復が難しい本当の理由
    myogab
    myogab 2013/12/20
    デモが減るのは、自由主義経済故だろうな。デモ参加しても何の実益も無いが、その時間を残業や資格試験等々に充てれば収入増に直結する。んだからデモ減って当然。逆に日本でのデモ活発化は努力が賃金反映せん現実故
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