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ブックマーク / macska.org (5)

  • DVシェルター廃絶論−−ハウジング・ファーストからの挑戦

    ドメスティック・バイオレンスを、私的な関係における私的なトラブルではなく、社会的な対策・介入を必要とする社会問題であることがはじめに主張されたのは、とくに英米両国における第二波フェミニズムの盛り上がりの中においてだった。当初は「バタード・ウーマン」(殴られた女性)という言葉で呼ばれていたそれが、広く社会問題として認知されるにつれ、より範囲の広い−−被害者を女性に限らないという意味だけではなく、精神的・経済的な拘束も射程にいれた−−「ドメスティック・バイオレンス」(DV)という言葉が採用されるようになった。そして米国における一九九四年の「女性に対する暴力法」、日で二〇〇一年に施行された「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」といった法的制度が整備され、また各地に被害者の保護とDV防止をよびかけるさまざまな支援団体や相談窓口も設置された。 そうした支援設備のうちもっとも良く知ら

    DVシェルター廃絶論−−ハウジング・ファーストからの挑戦
    myriel
    myriel 2008/08/30
    被害者が管理されるシェルターという形態でなく、「住居提供」を中心とするDV支援のあり方。(α-Synodos No.10掲載文)
  • macska dot org >> Blog Archive >> 「日本将棋連盟から女流棋士会が独立」報道を巡って

    Filed under feminism, pop culture Posted on 2006/12/26 火曜日 - 18:30:54 by admin You can leave a response, or trackback from your own site. http://macska.org/article/167/trackback/ 32 Responses - “「日将棋連盟から女流棋士会が独立」報道を巡って” 小笠原功雄 Says: 2006/12/26 - 21:15:41 - 初めて書き込みます。私もそこそこ将棋が好きで、ひと頃だけ集中して(笑)ペーパー初段をとったころがありました。今回の件で、あらためて片上棋士のブログを拝見、「無関心」の指摘は印象的でした。私の「ひと頃」に読んだ将棋ジャーナリズムの記事だけでも、制度、ルール等色々問題点指摘がありましたが、

    macska dot org >> Blog Archive >> 「日本将棋連盟から女流棋士会が独立」報道を巡って
    myriel
    myriel 2006/12/29
    将棋の棋力の差は何に由来するのか、女流棋士の待遇については、などを議論。チェスについての研究も引用されている。
  • macska dot org ; お勧め文献 @ macska dot org

    ある方からフェミニズム関連のお勧め文献を尋ねられたので、ざっと自分の棚を見て思い当たったものをリストしました。トレンディなポモ理論系文献は日でもその分野を研究している人はご存知だと思うので、あんまり紹介されてなさそうなモノを集めています。今後気が向いたらアップデートします。日語のサイトで英語文献ばかり紹介しても売り上げは疑問ですが、一応アフィリエイトリンクしてます。 【最終更新:02/07/2006】 Borderlands/La Frontera: The New Mestiza (Gloria Anzaldua) Interviews/Entrevistas (Gloria Anzaldua, ed. AnaLouise Keating) わたしが一番影響を受けたフェミニスト、Gloria Anzaldua の。前者のほうが代表的なだけれど、英語スペイン語とメヒコ先住民言語

    macska dot org ; お勧め文献 @ macska dot org
    myriel
    myriel 2006/02/08
    macskaさんによるおすすめフェミニズム文献リスト(英語文献中心)。コメント付き。クィア理論、障害学、セックス・ワーク論など。
  • 「インターセックス」から「性分化・発達障害」へ

    BBC のプロデューサから電話。英国で昨年放映したシリーズで、子どもにビデオカメラを渡して自分自身や周囲の人との会話を撮影させる『My Life As A Child』というドキュメンタリがあるのだけれど、それのインターセックス版を作れないかという相談。大人が編集するとはいえ、ナレーションを付けたりせずに子どもが撮ったままの映像で子ども自身の「現実」を映し出すというコンセプトは素敵だけれど、インターセックスに限って言えばかなり無理。 多分 BBC では、周囲から扱われるのとは別の性で扱われたいと言っている子どもとか、男の子にも女の子にもなりたくないと思っている子どものことを想像していたんだろうけれど、それならインターセックスの子どもでなくてそういう子どもを捜せばいい。その子がたまたまインターセックスということはあり得るだろうけれど、身体的にインターセックス「だから」性自認も非典型的だという

    「インターセックス」から「性分化・発達障害」へ
    myriel
    myriel 2006/02/04
    転機に立つインターセックス/DSDの運動。ある障害・疾患カテゴリを脱病理化するのではなく、医療のパラダイムをひっくりかえすことで、「病理概念の脱病理化」をめざすべき、と主張されている。
  • macska dot org :思いつきでしかない「ジェンフリ教育の弊害」/林道義氏への返答

    ずいぶん前に書いた「生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾」というエントリに対して、林道義氏から無謀にも反論があった。さっそく読んでみたところ、あまりにバカらしくて再反論する価値も無さそうだと思ったけれど、一応礼儀としてお答えしておこうと思う。大した内容はないので、論壇プロレス的なバトルを楽しみたい人以外はこの項目飛ばし読みしていいです。 まず題に入るまえに、林氏による批判の対象となった元の記事を要約してみる。林氏は、産経新聞に載せた論説において、男女混合名簿の広がりを含め「男女で区別することを、なんでも槍玉に挙げる」ような運動を批判しているのだけれど、わたしが注目したのは批判そのものではなくて、林氏が強迫的に列記するその「害毒」のバラエティの豊富さだ。かれに言わせると、こうした「混合名簿などのまぜこぜ教育」をほどこすと子どもたちの「自我が正常に発達しない」だけでな

    macska dot org :思いつきでしかない「ジェンフリ教育の弊害」/林道義氏への返答
    myriel
    myriel 2006/01/16
    林道義氏が自己のサイトで掲載した記事への再批判。質の低いバッシングに辟易している様子がうかがわれる。なお、記事内に経緯の概略と元記事へのリンクがあるので参考に。
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