【読売新聞】 国立国会図書館(東京都千代田区)が納本制度で集めたゲームソフトの、館内でのプレー利用が2年間で16件と低迷している。 国立国会図書館法は出版社などが本を刊行する際、同館への納本を義務づけており、2000年の同法改正で市
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1980年代前半。私が中学生の頃ですが、マイコン(今のパソコン)ブームというのがありました。NHK教育テレビで「マイコン入門」が始まり、マイコン雑誌『I/O』や『ASCII』『RAM』など、全国のマイコン少年が読みあさっていたものです。 その主な目的は、もちろんゲーム! 当時はイトーヨーカドーの家電売り場にPC-8001やベーシックマスターJr.が置いてあり、それらのマイコンへ「雑誌に載っているマシン語リスト」を一日がかりで手で打ち込み、タダでインベーダーを遊ぶという作業を延々とやっておりました。今では信じられない手間ですが、私世代のマイコン少年はみんな心当たりがあるでしょう。 当時は秋葉原のラジオ会館がマイコンの聖地で、NECのBit-INNがあり、海外ではアップル2のゲームが憧れの的でした。やがて私は塚越一雄氏の解説本でZ80のマシン語をマスターし、高校2年生のときにPC-8801用の
フランス国立図書館のビデオゲーム・アーカイブに収蔵されているマグナボックスの家庭用ゲーム機「オデッセイ」(2022年8月4日撮影)。(c) BERTRAND GUAY / AFP 【9月4日 AFP】仏パリ・セーヌ(Seine)川のほとりにあるフランス国立図書館(Bibliotheque Nationale de France)には、あらゆる形式のビデオゲーム約2万タイトルが収蔵されている。カートリッジから、フロッピーディスク、CD-ROMに至るまでで、今後も年間2000タイトルが追加される。 収蔵は、1992年に制定されたマルチメディア記録の保存に関する法律に基づき進められており、20人体制で管理している。 同図書館のビデオゲームのアーカイブ責任者ローラン・デュプイ(Laurent Duplouy)氏は「ビデオゲームはグラフィックアート、ナラティブアート、ストーリー構造が組み合わされた総
自民党や立憲民主党など超党派の国会議員でつくる「マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟」(古屋圭司会長=自民)が今国会への提出に向けてまとめた「メディア芸術ナショナルセンター」設置関連法案の全容が1日、分かった。日本の漫画やアニメ、コンピューターゲームなどに関する資料を購入、寄贈を通じて収集し、保管することや、原画展示を行う役割を記した。東京五輪・パラリンピックが開催される平成32年の開設を目指す。 同センターの設置は、日本の漫画やアニメ、コンピューターゲームの人気が世界的に広がる中、原画の海外流出、模倣品や海賊版の作成を防止し、保護するのが大きな目的だ。輸出や外国人観光客の来訪を促し、「日本製」への関心をさらに高めていく狙いもある。 同センターの運営は、国が指定する民間の非営利法人が行う。国内の漫画、アニメ関連施設の中には関連資料の収蔵量が限界にきているところがあり、同センターに対して同
「サービスイン1ヵ月で200万ユーザー突破!」――そんな景気のいい話で持ちきりのソーシャルゲーム界隈を傍目に、眠っている名作をいま一度現行ハードでプレイできる日を夢見て、コツコツと磨き続ける職人たちがいた。 “移植”の匠集団・エムツーである。 彼らは、結成当初から名作ゲームを他ハードに移植する術に長け、今では「SEGA AGES」シリーズや『ナムコミュージアムDS』、『コナミアーケードコレクション』など、大手老舗メーカーから多くの復刻版開発の依頼を一手に受けている。その移植再現度の高さゆえクライアントからも、そしてユーザーからも信頼が厚い存在だ。 そんな彼らが、新たに独自ブランド「エムツー ショットトリガーズ」を立ち上げ、眠れる名作を再び活かす活動を開始、2017年11月2日にはブランド第3弾『魔法大作戦』【※】をPS4にてリリースした。 ※魔法大作戦……1993年にエイティングより発売さ
人物紹介 NPO法人ゲーム保存協会 理事長 ルドン ジョゼフ フランス生まれ。幼い頃より80年代の日本のゲームの歴史に魅了され、その貴重な文化財を護り継ぐ取り組みを行なっている。 TAKERU30周年イベントにジョゼフさんも登壇予定!(詳しくはこちら) PCエンジンを追いかけ、偶然秋葉原で「TAKERU」と出会った フランス出身でありながら日本で「NPO法人ゲーム保存協会」を設立し、理事長を務めるほどゲームへの愛情が強いルドン・ジョゼフ氏。初めて日本に来たのは1992年の16歳のころで、その時は当時遊んでいたPCエンジンのゲームを探しに来たという。 「どこへ行けばゲームが売っているのかよく知らないまま東京を歩き回り、たまたま秋葉原にたどり着きました。しかしもう夜に近く、多くのお店は閉まっていて……その日はあきらめて帰ってしまいました。そして翌日また行こうとしたのですが、当時、まだ地名もよく
動画製作やっている合間に、自分としては思い入れありすぎる今は亡きアエリア/サクラゲートの守護騎士パラナイのRPGツクール版製作やっていたよ。著作権の都合あってやるのは作っている自分自身しかやらないもんなんだが、なんにせよツクールMVが重過ぎるのと他の動画製作もあってあんまり製作進んでいません。のんびり進みたいところだけどなぁ。 話としては元をベースにして同じサクラゲートで「ヒロイン絶滅計画」のキャラもふんだんに入れたり、話をリンクさせたりするなど他にもやりたい妄想もたくさんありますしなぁ。 自分の技術未熟すぎて困る・・・。モチベーション持つまで完成するといいなぁ。 最後に同作の通信エラー画像。
京都にある立命館大学では、ファミコンをはじめとする世の中のコンシューマーゲーム機や、アーケードゲーム、PCゲームなど様々なジャンルのゲームをデータベース化するというプロジェクトが進められています。一体どんな活動なのか、取材をしに行ってきました。 以上、イントロ! こんにちは!一番好きなサガはサガフロンティアのアセルス編、山口むつおです。 本日は立命館大学にお邪魔しています。実はこの大学、とある研究室がとんでもない数のゲームを資料として保管しているらしいのです。 それがこちらの研究室です! 今回、この噂を聞いて「レアなゲームとか色々見せてもらえるといいな〜」ぐらいに考えていましたが、実際に行ってみると「日本でゲームが学問の1つとして研究されるようになるまで」の、壮大な歴史の一部を垣間見る事になりました。 先に言っとく!長いで!! 目次: 世の中のゲームを全部データベース化するのが目的、それが
なぜゲームにアーカイブが必要なのか ゲームは今や世界中で親しまれている文化です。私たちはゲームを文化財としてとらえ、ゲーム文化を未来に伝えるために活動を行っています。具体的には、ゲーム資料の収集、技術的に難しいゲーム資料の修復やメンテナンス作業、劣化するデジタルデータのマイグレーション、そしてこうした全資料の保管とアーカイブを日々続けています。 例えば粘土板やパピルスや羊皮紙などを使った古い書物は、千年以上の時がたった今でも、ある程度昔のままの姿を保っており、書かれた文章を読むことができます。しかし、ゲームは、ほんの数十年前に生まれたものでさえ、すでに磁気データが消えて読むことができない、非常にデリケートな資料です。絶滅の危機にある動物を救うのと同じように、ゲーム保存協会は、この消えかけたゲームソフトたちを保護し、息絶える前にマイグレーションをして次世代に残すことを使命として、研究や保存技
来月のあたまに、筆者が講演をさせていただく、立命館大学ゲーム研究センターのウェブページが、今朝起きたら、炎上していた。 私は、この件の当事者…というには、微妙な立ち位置ではあるが… まずは、ゲーム研究のコミュニティの一員としては、ゲーム研究にご協力を検討していただける皆様に、不快な気持ちを起こさせてしまったこと自体に対して、お詫び申し上げたい。 と、同時に、本件については、情報が十分に伝わりきっていないところもあるようなので、当事者…に比較的近い立場の解説者というところから、状況を整理させていただきたい。 炎上の経緯ことの次第は、私の認識する限り、次のような経緯である。 (1)だいぶ昔から※1、立命館大学ゲーム研究センターは、ゲームソフトのアーカイブを作るというプロジェクトを行っているのだが、2ヶ月ほど前に、複数の新聞や雑誌などで紹介された。 ゲーム研究の取り組みの一部が、きちんと世の中に
ゲームアーカイブに所蔵されているゲーム機やソフト=京都市立命館大のゲームアーカイブが所蔵する主なゲーム機細井浩一教授 【矢吹孝文】ドンキーコングもマリオブラザーズも、永久保存します――。国内で作られたすべてのテレビゲーム機やソフトを保存する計画が、立命館大(京都市)で進んでいる。世界的に有名な日本のゲーム文化を後世に伝える試みだ。 ■推定2万8千点 題して、「ゲームアーカイブ」計画。映像学部の細井浩一教授が1994年ごろ、ゲームを研究対象にできないか調べるうち、発売元でさえ、機器やゲームソフトをきちんと保存していない実態を知った。 カセット、CD、ハードディスクなどソフトの記録媒体や、それを読み取る装置は、劣化や故障で早ければ10年で機能しなくなる。「このままでは過去のゲーム文化は消えてしまう」と危機感を持った。 1998年、ゲームを地場産業と位置づける京都府などと連携し、ゲームア
8月21日~23日の3日間にわたってパシフィコ横浜にて開催されたゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2013」。ここでは22日に行われた明治大学の森川嘉一郎氏によるセッション「ゲームのアーカイブ施設に向けて:東京国際マンガ図書館(仮)計画」の内容を紹介する。 目次 国立国会図書館の問題点 ゲームをどのようにアーカイブ化するか? プロジェクトを進める上でのジレンマ マンガ、アニメ、ゲームなどが総覧できることの意義 現在、明治大学ではマンガ、アニメ、ゲームの複合アーカイブ施設「東京国際マンガ図書館(仮称)」設立の計画が進められている。同館はマンガ・アニメ・ゲームに関連する資料を収蔵する「アーカイブ機能」、それらの資料を活用した「ミュージアム機能」、さまざまなイベントなどを行う「催事場」の3つを柱としたもので、2009年には先行施設としてマンガとサブカルチャー関連を扱う専門図書館「米沢嘉
日頃から「うごメモシアター」と「うごメモはてな」をご利用いただき、誠にありがとうございます。 うごメモシアターとうごメモはてなは、2008年12月にサービスを開始しました。これまで多くの皆様に楽しんでいただきましたが、ニンテンドー3DSダウンロードソフト『うごくメモ帳 3D』が提供されることにともない、2013年5月31日をもちまして、これら2つのサービスを終了させていただくことになりました。 サービス開始以来、多くの素晴らしい作品やうごメモ作家の方々が生まれ、皆様に支えられてここまでサービスを運営することができました。心よりお礼申し上げます。現在も多くの皆様にお楽しみいただいている中でサービスの終了になりますことを、深くお詫び申し上げます。 2013年5月31日の「うごメモシアター」や「うごメモはてな」終了後も引き続き、任天堂が提供する「うごくメモ帳 3D」や、はてなが提供する「はてなブ
日本のゲーム史はインベーダーゲームを嚆矢とする。インベーダーゲームがゲームセンターから消えて10年ぐらい経ったのちも、中学校の校則には「インベーダーゲーム店への入店を禁ずる」とか書かれていたケースも少なくはない。それほどインベーダーゲームの影響は絶大だった。 「インベーダーゲーム」とはタイトーが1978年に出した「スペースインベーダー」とこの類似ゲームおよびクローン(模倣品)に対する総称である。タイトーがスペースインベーダーを発表すると同時に一大ムーブメントが巻き起こり、各社一斉にシューティングゲームを作りはじめた。 例えばナムコ(現ナムコバンダイ)は翌年(1979年)にギャラクシアンを発表し、その2年後(1981年)にギャラガ、1984年にギャプラスを発表している。 このころの著名な作品のROMを吸出し競合他社がリバースアセンブルして研究するのは普通であった。 えー、要出典? うーん。そ
子供たちを熱中させた任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」のソフトや、旧世代のパソコン用ゲームなど、懐かしいゲームソフトが次々と姿を消している。「夢中になったゲームをもう一度プレーしたいけど、今どこにあるのか分からない…」。ゲーム愛好家のこんな“寂しさ”を解消しようと、レトロゲームを保存、公開する動きが相次いでいる。そこには“文化財”としての地位確立をとの思いもある。(板東和正) 劣化したフロッピーディスクやカセットテープなどのゲームソフトを収集・保管するNPO法人「ゲーム保存協会」(東京)が、昨年9月設立された。 中心メンバーは約10人。医師や経営者、オペラ歌手ら、ゲーム会社とは何の縁もない人たちばかりで、「ゲーム自体には興味はないけれど、文化財としての保管に共感している」というメンバーも。 集めた3万本超のソフトを無料で公開する博物館の設立構想もあり、「大人たちが子供の
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