腹痛で作業を休んだ自分は生き残り、同級生は全員亡くなった 被爆60年経て決意「伝えなくては」。親友の遺品を前に、広島で語り続ける
【カイロ=村上大介】パレスチナのイスラム原理主義組織ハマス幹部が今年1月にペルシャ湾岸のアラブ首長国連邦(UAE)ドバイで殺害された事件は、イスラエルの対外諜報機関モサドが実行したとの見方が強まり、波紋を呼んでいる。ドバイ当局が特定した実行犯11人は英国など欧州諸国の旅券を所持していたことが判明、英外務省が18日、駐英イスラエル大使を呼び説明を求めるなど外交問題にも発展しそうな気配だ。ハマスはイスラエルへの報復を叫んでいる。 殺害されたのは、ハマス軍事部門のマフムード・マブフーフ司令官。先月20日、ドバイ市内の高級ホテルの一室で、感電させられた上に、首を絞められて殺害された。 同司令官はハマス軍事部門創設者の1人で、1988年にガザ地区でイスラエル兵2人を誘拐・殺害した作戦を指揮し、89年からはシリアを拠点に活動。最近は、ガザへの武器密輸で中心的な役割を果たしていた。今回のドバイ訪問も武器
(CNN) クリントン米国務長官は14日、中東歴訪の最初の訪問国カタールでの演説で、高濃縮ウランの製造を宣言したイランを厳しく非難し、国連安全保障理事会による制裁強化を目指す姿勢を強調した。 クリントン長官は、同国の首都カタールで開催された「米イスラム世界フォーラム」で演説。イランの「挑発的な措置」に対し、「より大きな代償を払わせること以外、国際社会に残された道はほとんどなくなっている」と述べた。そのうえで、米国は「イランに進路を変更させるための新たな措置の準備、実行」に向け、関係国とともに「積極的に努力している」と語った。 長官はまた、イランが「平和目的」の核開発を主張しながら、これを国際社会に証明することを「拒否している」と非難。同国が低濃縮ウランを国外で加工する国際原子力機関(IAEA)の提案をはねつけた経緯などを指摘し、「国際社会の疑念は深まるばかりだ」と強調した。 さらに、昨年の
【カイロ=内田康】イランは八日、所蔵するウランの濃度を現行の5%以下から20%まで高める作業に九日にも着手する方針を、国際原子力機関(IAEA)に伝えた。国営放送が報じた。サレヒ原子力庁長官は七日夜、来年三月までに、ウラン濃縮施設を十カ所増設する方針も示した。欧米が懸念を深めるのは必至の情勢だ。 イランと欧米などはこれまで、濃度5%以下のウランを国外に輸送し、ロシアなどが20%まで濃縮して医療用の核燃料としてイランに返還するIAEA案について検討してきた。 イランが独自にウランの濃度を上昇させるのは、IAEA案の外交交渉決裂を想定した対応。ウラン濃度20%は核兵器級の濃度90%には及ばないが、イランが独自に濃縮すれば欧米を刺激することになる。ウラン濃縮施設の増設方針は昨年十一月に表明していたが、時期には言及していなかった。日程を明示することで、欧米に強い姿勢を示す狙いとみられる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く