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ブックマーク / nippondanji.blogspot.com (22)

  • 漢(オトコ)のコンピュータ道: MySQLを高速化する10の方法

    ちょっとキャッチ−なタイトルをつけてしまったが、今日は独断と偏見でMySQLを高速化する方法を10個紹介しよう。MySQLサーバをチューニングするときや初期導入する場合などに参考にしてもらいたい。 1. バッファを増やす、または減らす チューニングの基中の基であるが、適切なバッファサイズを設定することはパフォーマンスチューニングの要である。主なバッファは次の通り。 innodb_buffer_pool_size・・・InnoDBだけを利用する場合は空きメモリの7〜8割程度を割り当てる最も重要なバッファである。余談だが、実際にはここで割り当てた値の5〜10%ぐらいを多めにメモリを使うので注意が必要だ。 key_buffer_size・・・MyISAMだけを利用する場合は、空きメモリの3割程度を割り当てるといい。残りはファイルシステムのキャッシュ用に残しておこう。 sort_buffer_

    漢(オトコ)のコンピュータ道: MySQLを高速化する10の方法
  • 残業は悪か?あるいは日本人の生産性が低い最大の理由

    最近、残業をするのは社員が悪いというような記事を見たので、一言言っておこうと思う。 残業常習者が会社を壊す|トンデモ人事部が会社を壊す|ダイヤモンド・オンライン なぜ残業が常習化するか 最初に結論を言ってしまうと、経営が悪いからだ。経営と言っても事業戦略ではなく、組織運営という意味での経営だ。残業が常態化しているということは、組織運営ができていないことの証拠だと言っていいだろう。 なぜ残業の常態化が経営の失敗だと言えるのか。残業が常態化しているということは、組織がこなすべき仕事に対して人員が足りないことが原因として上げられる。人材の確保に失敗しているのは、経営側の失敗だ。 もし社員がダラダラと残って働いているのだとしたら、社員が何をすべきかということがトップダウンで明確に指示されていない兆候かも知れない。何をもってその日の業務が終わりだ判断とすれば良いのか。それは上司からの指示、つまり担当

    残業は悪か?あるいは日本人の生産性が低い最大の理由
  • この世から残念な○○が無くならない理由

    少し前に、日Web技術界隈著名人の残念さ具合というタイトルの記事が話題になった。名指しで個人を批判している記事なので、リンクするのは控えておこうと思う。意見には賛同する部分はあるものの、読んでいて気持ちの良いものではないからだ。まだ読んでなくて興味のある人はググッて頂きたい。あと、言っておくが私自身はその記事でリストアップされている人たちの仕事ぶりは知らないので、評価については言及しない。 この記事を読んで思ったのは、別に残念なのは別にウェブ界隈に限った話ではないよなーというか、残念な人をこの世から撲滅するのは構造的に不可能ではないかということだった。特に後者についてはかねてより考えてきたことであり、これはもうある意味仕方のないことではないかと思う。具体的な例を挙げるのは避けるが、割と技術書なんかでも酷いものを見かける。 というわけで、今日はこの構造的な問題点について語ろうと思う。 圧倒

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  • RDBにおけるキャッシュという考え方

    RDBの専門家として日々活動している中で気づいたことのひとつに、「RDBはデータへのアクセスの実装をインデックスに頼っているが、インデックスは全ての問題を解決できるほど万能ではない」ということがある。インデックスというのはとても強力な部品であり、その点には全く異論はない。だが、世の中の全ての問題(クエリ)を解決できるほど、柔軟性に富んだものではないということだ。RDBは、どのインデックスを使ってデータへアクセスするかということを、オプティマイザを用いて判断する。大抵のRDB製品では、オプティマイザはよい仕事をするので、インデックスとオプティマイザの組み合わせによって、ほとんどの問題に対応できる。だが、100%ではないのであり、そのようなケースがシステムの性能問題を引き起こしたり、プログラマ(アプリケーションの設計者)に、NoSQLへ完全に移行したり、クエリ高速化のために非正規化をすると言っ

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  • MySQL 5.6リファレンスマニュアル日本語版のお知らせ

    MySQL 5.6 リファレンスマニュアル というわけで、日語版のマニュアルがリリースされた。これまでMySQL 5.6のリファレンスマニュアルは英語版しか無かったのだけど、公式に日語版がリリースされる運びとなったので、是非参照して頂きたい。 かつてMySQL 5.1の日語版マニュアルが存在したのだが、そちらは現在ウェブから参照できなくなっている。(PDF版はダウンロードできるという話も。)MySQL 5.1の日語版マニュアルは、ぶっちゃけ翻訳があまりイケてなかったので、今後はぜひMySQL 5.6の日語版を参照してもらいたい。ついでにもう古のバージョンは窓から投げ捨てて、この機会に是非新しいバージョンへ移行してみてはいかがだろうか。 何か問題が見つかった場合には、ぜひバグレポートをお願いします。バグレポートのカテゴリは「Japanese Documentation」を選択してく

    MySQL 5.6リファレンスマニュアル日本語版のお知らせ
  • MySQLレプリケーションの運用が劇的変化!!GTIDについて仕組みから理解する

    メリークリスマス!!やあ、良い子のみんな!!サンタクロース・・・ではなく、ヒゲモジャギークからのクリスマスプレゼントだよ!! というわけで、MySQL Casual Advent Calendarの25日目である。今朝Advent Calendarを覗いてみると、日分のエントリーが無かったので、急遽書くことにした。Advent Calendar最後の日、クリスマスを飾る記事のテーマはGTIDだ。 前回の投稿では、MySQL 5.6の目玉機能として、レプリケーションがクラッシュセーフになったことを挙げた。レプリケーションまわりで言えば、もうひとつ外せない目玉機能がある。それがGTID(Global Transaction ID)である。 GTIDは良くも悪くもレプリケーションの運用を変化させる。GTIDを使うことによって得られる最大のメリットは、CHANGE MASTER TOでバイナリロ

    MySQLレプリケーションの運用が劇的変化!!GTIDについて仕組みから理解する
  • MySQLのEXPLAINを徹底解説!!

    以前、MySQLを高速化する10の方法という投稿で「EXPLAINの見方についてはいずれ解説しようと思う」と書いてしまったので、今日はその公約?を果たそうと思う。 MySQLのチューニングで最も大切なのは、クエリとスキーマの最適化である。スキーマの設計は一度決めてしまうとそのテーブルを利用する全てのクエリに影響してしまうためなかなか変更することは出来ないが、クエリはそのクエリだけを書き直せば良いので変更の敷居は低い。そして遅いクエリをなくすことは、性能を大幅に向上させるための最も有効な手段である。従って、アプリケーションの性能を向上させたいなら、まず最初にクエリのチューニングを検討するべきなのである。 最適化するべきクエリはスロークエリログやクエリアナライザで見付けられるが、ではそのようなクエリが見つかった場合にはどのように最適化すればいいのか?そのためにはまず現在どのようにクエリが実行さ

    MySQLのEXPLAINを徹底解説!!
  • データベースアプリケーション開発を炎上させる負のスパイラル

    毎度おなじみ、はてブのホットエントリに「SIをダメにする負のスパイラル」というタイトルのまとめが掲載された。きしだ氏とはかなり視点は違うものの、開発現場の問題点については少し思うところがあるので意見を書いてみようと思う。と言っても、以下の話の内容はデータベースアプリケーションに限定した話であり、またSIerだけに限った話ではないのでその点はご容赦頂きたい。もちろんSIer各位の案件はデータベースは必須なので、エントリで触れる問題点には該当するだろう。 Q.なぜ炎上するのか? A.正しいデータベース設計ができていないから結論から言おう。データベースアプリケーションの開発が炎上するのは正しいデータベース設計ができていないからだ。ここでいう「正しい」とは、論理的に証明できる正しさという意味ではない。「来こうするべき」といった意味で捉えて欲しい。 「炎上」というのは、例えばテストが通らない、バ

    データベースアプリケーション開発を炎上させる負のスパイラル
  • ナチュラルキーとサロゲートキーについての議論

    とあるブログエントリで「ナチュラルキーを主キーにしてはいけない」という主張を見かけたのでこれに反論しておく。これはリレーショナルモデル的には明らかに間違った考えだからだ。 リレーショナルモデルにあるのはナチュラルキーだけリレーショナルモデルには「サロゲートキー(代理キー)」という概念はない。まずこの点に注意して頂きたい。サロゲートキーとは、データベースアプリケーション開発において実用上必要とされる機能であって、質的には不要のものである。リレーショナルモデルでは、いわゆるナチュラルキーというものがあれば機能的には十分だからだ。 そのためにはまず「キー」という概念が何を指し示すかということについて正しく理解しなければならない。リレーショナルモデルではキーと呼ばれるものは候補キーとスーパーキーという2つの概念だけである。「タプル(≒行)の値を一意に決定することができる属性(≒カラム)の集合」の

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  • ヒゲモジャのギークが提案する技術習得戦略

    先月、Dbtech Showcaseで松信さんがデータベース技術の羅針盤という講演をされた。残念ながらプレゼンそのものを観に行くことはできなかったが、その前の日に松信さんと一緒に昼飯をべたとき、講演のあらすじについては伺っていた。その際にも同じようなことを松信さんには言ったのだが、スライドを見直した上で改めて自分の意見をまとめておこうと思ったので筆をとることにする。 なお、このエントリではスライドに書かれているトピックについて語るので、まだ松信さんのスライドを見てない人は先にスライドに目を通してからエントリを読んで欲しいと思う。結論は全く違った方向に進んで行くが、その点は了承して頂きたい。 あなたに選択肢はあるか?ひと握りの天才なら自分の興味のある分野を開拓することができるだろう。あるいはすでに成功を収めた人であれば転職に困ることはないので、成功しそうな会社に乗り換えることもできるだろ

    ヒゲモジャのギークが提案する技術習得戦略
  • その選択、ちょっと待った!NoSQLデータベースへ乗り換える前に検討すべき3つのポイント

    最近、どうも安易に「NoSQLにすれば厄介なDB設計から開放される」と考えている人が多いように思えて仕方がない。だが待って欲しい。当にNoSQLと呼ばれるデータベースを使えばアプリケーションの開発・運用の苦しみから逃れられるのだろうか。もちろん「そんなことは無い!!絶対にだ!!」と私は考える。今日はその理由について語ろうと思う。 トランザクション先日、リレーショナルデータベースにおけるDB設計についてセミナーで解説したばかりだが、リレーショナルデータベースにおけるデータの整合性は何もDB設計だけが担保しているわけではない。リレーショナルモデルと同じかそれ以上に欠かせないのがトランザクションだ。 トランザクションがあるおかげで、トランザクション終了後のステータスは「成功」か「失敗」の2つしかないということが保証される。すなわちオール・オア・ナッシングだ。もしトランザクションの途中で何らかの

    その選択、ちょっと待った!NoSQLデータベースへ乗り換える前に検討すべき3つのポイント
  • 開発者に贈る、コーディングが捗る漢のBGM10選

    皆さんは普段音楽を聴いているだろうか。音楽業界が縮小していると言われて久しいが、私自身は音楽は嫌いというわけではない。昔から邦楽は好きではなかったので、邦楽に費やしたお金は非常に小さいが、音楽はむしろかなり好きな方だ。集中したいとき、余計なことを考えずに目の前のことに取り掛かりたいとき、行き詰まったとき、気分を変えたいとき、そんなとき手軽で役立つのが音楽だ。BGMを流すだけで仕事が捗るなら安いもんである。 今日は私が普段聴く曲の中から、開発者の皆さんのコーディングが捗る(と思われる)曲を10曲紹介したいと思う。なお、捗るかどうかは個人差があり、万が一捗らなくても保証はできないのでその点はご了承頂きたい。エントリにはオチはないのでその点も悪しからず。 1. Return Value - General Fuzz ズバリ、返り値のテーマソングがこれだ!!その名も「Return Value」

    開発者に贈る、コーディングが捗る漢のBGM10選
  • なぜMySQLのサブクエリは遅いのか。

    よくMySQLはサブクエリが弱いと言われるが、これは当だろうか?半分は当で半分は嘘である。MySQLのサブクエリだってなんでもかんでも遅いわけではない。落とし穴をしっかり避け、使いどころを間違えなければサブクエリも高速に実行できるのである。今日はMySQLがどんな風にサブクエリを実行し、どのような場合に遅いのかということについて説明しよう。 EXPLAINで実行計画を調べた際に、select_typeにはクエリの種類が表示されるのだが、代表的なサブクエリには次の3つのパターンがある。 SUBQUERY DEPENDENT SUBQUERY DERIVED 結論から言おう。遅いのは2番目、DEPENDENT SUBQUERYである。DEPENDENT SUBQUERYとはいわゆる相関サブクエリに相当するもので、サブクエリにおいて外部クエリのカラムを参照しているサブクエリのことである。そし

    なぜMySQLのサブクエリは遅いのか。
  • 知って得するInnoDBセカンダリインデックス活用術!

    InnoDBはクラスタインデックスという構造になっている。今日はクラスタインデックスがどういうことかということを、皆さんに理解して頂きたい。もっとも理解して頂きたいポイントは「セカンダリインデックスのリーフノードには主キーの値が含まれている」ということだ。 主キーの構造InnoDBの主キーは次の図のように「データが主キーのリーフノードに含まれる」という構造になっている。このような構造をクラスタインデックスという。 このような構造になっていることには利点と欠点があるが、大きな利点は主キーの値で検索をすると非常に高速だということだ。主キーのリーフノードにたどり着いたときには、既にデータのフェッチも完了している。データとインデックスが別々に格納されているタイプのストレージエンジンでは、インデックスからデータの位置を読み取って、その後データファイルからデータをフェッチする。このように二段階の操作が

    知って得するInnoDBセカンダリインデックス活用術!
  • 「優れたMySQL DBAを見分ける27+3の質問」に対する回答例

    随分と更新が空いてしまったが、「優れたMySQL DBAを見分ける27+3の質問」に対する回答例(漢バージョン)を紹介しよう。実は質問を掲載した際「難しい!」というコメントが非常に多く、もう少し易しい質問にするべきだったかと思って次のように呟いてみたのだが・・・ 非常に心強くて安心した。さすがに日を代表するMySQLのエキスパートである。出題のレベルは間違ってはいなかった!! そんなわけで、回答の方に移ろう。 MySQLのサーバープロセスはいくつある?ひとつ。mysqldはシングルプロセス・マルチスレッドモデルを採用しているので、"サーバー"プロセスはひとつである。多くの場合、Linuxなどでmysqldを動かす場合には、お供にmysqld_safeも常に動いていることが多いが、mysqld_safeはサーバーではなく、mysqldのためのラッパーであるので数には含めない。 rootユー

    「優れたMySQL DBAを見分ける27+3の質問」に対する回答例
  • "オープンソース"の名を冠したプロプライエタリな人向けのセミナーに参加した件

    先月中旬の話になるが、マイコミジャーナルで紹介されていた「事例に学ぶ オープンソース知財セミナー2010」というセミナーに参加してきた。(主催はオージス総研)サブタイトルは「オープンソースに潜む法的リスクとその対策のヒント」という謳い文句であり、オープンソース独特の法的リスクの話が聞けるかも知れないと思い申し込んだ。だが、結果は見事に裏切られた! ひとことで言うと、今回のセミナーはオープンソースのセミナーではなかった!というのが拙者の正直な感想である。あまりにも酷い内容だったと言って差し支えない。酷かったのは各々のプレゼンの質などではなく、その欺瞞に満ちたメッセージである。そのようなメッセージを放置すると、オープンソースに対する誤った知識が広まる恐れがあるので、エントリにて批判させて頂こうと思う。 キナ臭い基調講演基調講演はセミナーを主催したオージス総研の常務が行なった。滑り出しはオー

    "オープンソース"の名を冠したプロプライエタリな人向けのセミナーに参加した件
  • ラップトップ購入!OSは・・・

    実は最近、プライベートで利用するノートPCを新調した。用途はブログを書いたり趣味のプログラムを書いたり音楽を聴いたり写真を管理したりと、ごく一般的なものである。だが、プライベートで利用するからこそ徹底して使い心地にはこだわりたい。 ほう、今日はMacのエントリか。 と思ったそこのアナタ!早合点してはいけない。確かにMacは素晴らしい。だが、今回俺がチョイスしたのはMacではない。Linuxだ!そんなわけで、エントリではノートPC購入からインストールしたアプリについて紹介しようと思う。 なぜMacを買わなかったのか?この点について疑問に感じる方も多いことだろう。最近、ギークの間ではMacが流行しているように思う。しかるに、iPhoneの開発プラットフォームとしての需要があるせいだろう。 いや、確かにMacUIは洗練されてるしアプリケーションも充実しているので、プライベートで使うにはもって

    ラップトップ購入!OSは・・・
  • そろそろMySQL Workbench 5.2についてひとこと言っておくか。

    MySQLといえば、コマンドラインで操作するしかできないようなイメージが世間では定着してしまっている気がするのだが、実はちゃんとGUIも存在する。 MySQLはかねてより(MySQL AB時代から)オフィシャルなGUIツールとして、管理ツールとしてMySQL Administrator、SQL文を編集&実行するためのQuery Browser、そして他のRDBMSからの移行ツールであるMigration Toolkitという3つのツールを提供していたのだが、先日それらのツールに対して開発終了のお知らせが出てしまった。 オフィシャルなGUIツールはもう無くなるのか?!!と思ってしまわれるかも知れないが、どうか焦らないで頂きたい。 現在、MySQLが提供するGUIツールとして活発に開発が続けられているものとして、MySQL Workbenchというものがある。このツールは、ビジュアル的に(実体

    そろそろMySQL Workbench 5.2についてひとこと言っておくか。
  • 受託開発とGPL

    GPLに対する代表的な誤解・・・というかむしろ謎のひとつに、受託開発(SI)におけるライセンスの扱いがある。この点が明確になっていないため、受託開発において無意味にGPLを回避しようとしたり、GPLに対するFUDを流布することに対する原因になっていたりするように思う。フリーソフトウェアおよびオープンソースソフトウェアを愛する者として、そのような状況は断じて見過ごすことができない!!というわけで、今日はGPLを受託開発(SI)において用いる場合の注意事項を説明しよう。 GPLの使いどころ受託開発においてGPL(とその仲間たち=LGPL、AGPL)が登場するのは、第三者、つまり発注側でも受託側でもない者が作成したGPLのソフトウェアを利用する場合である。例えばGPLが適用されたライブラリなどだ。周知の通り、GPLのソフトウェアをリンクしたソフトウェアを再配布する場合は、そのソフトウェア全体に対

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  • MySQLレプリケーションを安全に利用するための10のテクニック

    MySQLのレプリケーションは非常に簡単に使える割には応用の幅が広いので非常に人気のある機能の一つである。レプリケーションの応用分野は例えば、 バックアップ 参照系の負荷分散 HA(高可用性) ディザスタリカバリ(サイト間レプリケーション) BI(レポーティングetc) という風にとても多くのバリエーションがある。このブログを読んで頂いている皆さんの中にもレプリケーションを使っている方は多いのではないだろうか。ご覧の通りMySQLのレプリケーション機能はミッションクリティカル分野でも利用されているが、レプリケーションの使い方が適切でないとシステムの安定稼働に支障を来してしまってDBAやシステム管理者の肉体的、精神的負担が増大してしまう。逆にレプリケーションを堅牢に運用することが出来ればマクラを高くして眠れるというものだ。レプリケーションはMySQLの代表的な機能であるので、レプリケーション

    MySQLレプリケーションを安全に利用するための10のテクニック