会社の本棚に仕舞いこんであったThe DevOps 逆転だ!を読了しました。1つ機能をデプロイしようとするだけで2週間も3週間もかかるような悲劇的な現場が、経営から最終通告を突きつけられた後、起死回生の逆転劇を繰り広げるITエンターテイメント小説なのであります。 この90日間に奇跡を起こせたら、ITを社内に残すことを検討しよう。 ビジネスとIT 結果的に1日に何回もデプロイできるような自動化プロセスを作り上げることで、ビジネス要求からITによる実現までのサイクルが短縮化され、IT投資に対するビジネス成果を継続的に獲得することができ、会社の業績も回復した、というあらすじの小説なのですが(ネタバレだけど、題名から何となく分かりますよね・・・)、個人的に重要なポイントはそこではなく、ビジネス目標とITをきちんと結びつけて「どんなことをITで実現すれば、どんな成果が得られるか」ということをビジネス