https://kaigionrails.org/2023/talks/kubo/
はじめに:Arelって何? みなさん、Arel(アレル)ってご存知ですか? ArelはActive Recordの内部で使用されるSQL生成ライブラリです。 Railsのクエリの書き方をググると、ときどきArelを使った実装例が見つかるので、見たことがある、もしくは何度か使ったことがある、という人もいると思います。 Arelをよく知らない人のために、Arelの利用例をちょっと見てみましょう。 たとえば「コメント文中に、"ruby"が含まれるユーザープロフィールを検索したい」という場合、Rails標準のクエリインターフェースを使うと条件部分のSQLを文字列で書く必要があります。(PostgreSQL環境を想定) Profile.where( "profiles.comment ILIKE ?", "%ruby%" ).to_sql #=> SELECT "profiles".* # FROM
tl;dr Railsではコネクションプール数を設定していても、1スレッド辺り1コネクションしか持ちません。 発端 アカツキではRails + Unicorn + Nginx + MySQLの構成をAWSで運用しており、c3.4xlargeのインスタンス上で1台辺り64のUnicornワーカープロセスが実行される設定になっています。 ソーシャルゲームでは時にたくさんのアプリケーションサーバを並列稼働される必要がでてきます。特に年末年始の時期は平時の2-3倍のトラフィックが予想され、アプリケーションサーバを最大100台で稼働させる必要がありました。 Railsのdatabase.ymlのpool設定は5だったので、単純に考えると最大 100台 * 64プロセス * 5接続 = 32,000個の接続が常時貼られるのでは?MySQLのmax_connectionsの設定は大丈夫か?という議論があ
Railsでは、ActiveRecordのhas_manyとbelogns_toを使うことで、DBの「1対多」のテーブル間のリレーションをモデルに簡単に実装することができます。 動作確認 Rails 4.1 ActiveRecord 4.1 目次 1対多関連とは 参照先の外部キーを追加する モデルにhas_manyとbelongs_toを追加する 使えるようになるメソッド 1. 1対多関連とは説明のために次のER図を実装してみます。 顧客1人が複数回注文をするので、「顧客」から見ると「注文」は"多"です。 また、1注文は必ず一人の顧客から注文されないので、「注文」から見ると「顧客」は"1"です。 このような関係を「1対多関係」といいます。 2. 参照先の外部キーを追加するまず、多側のテーブル(今回はordersテーブル)にxxx_idという名で外部キーを追加します。 xxxの箇所は参照先の
インフラストラクチャー部の成田(@mirakui)です。 Rails の OR マッパーである ActiveRecord ですが、みなさんどのように運用していますか? ActiveRecord を使うと、 SQL を直接扱うことなく、抽象化された表現で RDB にアクセスできるので、アプリケーションの開発効率という観点ではメリットが大きいです。 一方で、 ActiveRecord が駆使されているアプリケーションをサーバに配置してプロダクションとして運用する立場からすると、いくつかの問題に突き当たります。 まずはクックパッド本体アプリケーションにおける、最新の rake stats をご覧ください。 +----------------------+-------+-------+---------+---------+-----+-------+ | Name | Lines | LOC
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