Electron勉強会 #1で発表した、Electron, React, Fluxを使ってアプリケーションを作る話について解説する。 位置づけとしてはElectronのremoteでプロセス間通信を高レベルに扱うの続きにあたる。 概要 ElectronアプリケーションにFluxアーキテクチャを利用することは、レンダラプロセスの内部で処理が解決する場合において有効である。レンダラプロセス間で状態を共有したい場合、メインプロセスとレンダラプロセスでFluxアーキテクチャを二重化することでこの課題を解決できる。 しかしユーザ操作によってレンダラプロセスが終了された場合、Fluxアーキテクチャそのままでは正しくActionを通知することができない。複数のレンダラプロセスを立ち上げることに適応できるよう、Fluxアーキテクチャに変更を加えなければならなかった。 成果物 MisumiRize/GHCa