英TNSは英国時間2010年10月10日、世界46カ国のインターネットユーザー5万人を対象に実施したオンライン活動に関する調査結果を発表した。それによると、これまでオンライン活動の主流だった電子メールに代わり、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用が世界的に普及しつつある。特に中南米、中東、中国などでのSNS利用が急速に伸びているという。 新興市場におけるSNSサイトでの滞在時間は1週間当たり平均5.2時間で、電子メール利用の平均4時間を上回った。中でもSNSに熱中しているのは、マレーシア(1週間当たり平均9時間)、ロシア(同8.1時間)、トルコ(同7.7時間)だ。一方、成熟市場におけるSNS利用は1週間当たり平均3.8時間で、電子メール利用の平均5.1時間より少ない。 SNS内の友だちの数を尋ねたところ、マレーシアのインターネットユーザーが平均233人と最も多かった。次い