サラリーマン資産家は収支管理を徹底する ごく普通のサラリーマンなのに「億り人」になった人は高価な車や高級な洋服、アクセサリーといったものにはあまり執着を持っていないように見えます。 『となりの億万長者』(トマス・J・スタンリーほか著)に出てきたエピソードのように、金融機関が招いた集まりでも、提供された高級ワインやキャビアなどには目もくれずバドワイザーとクラッカーばかり食べていた億万長者の人たち。彼らは高級な食材に食べ飽きたわけではなく、元々そういうものに興味がないのです。だからこそ、あまり余分なお金を使うことなく、お金を貯めることができたとも言えるでしょう。 しかしながら普通の人が物欲を抑える、我慢するというのはなかなか難しいことです。そんな普通の人のために「節約術」を指南するような本や記事もたくさんありますが、現実にはわれわれのような普通の人間が節約を続けるというのも難しいでしょう。自分