limits.conf に書いても ulimit に効いていない、というのはよくある話です。 ulimit が少なくて困ったことはあっても、多くし過ぎて困ったことはほとんどないでしょうから、ドーンと全条件下でulimit設定を効かせる方法を紹介します。 ulimitが効かない問題 だいたいこんな内容だと思います。 SSHログインだと効かない su すると効かない OS起動時に自動起動したデーモンに効かない 普通はデーモンに効けばよいので、本当に困ったら起動スクリプトに直接書いたりしますが、方法としてはイマイチなのでちょっと工夫をします。 その前に・・・ PAMについて PAMというユーザー認証システムについてはググっていただくとして、よく出てくる /etc/security/limits.conf という設定ファイルは、PAMを通る条件下でしか有効になりません。 ではPAMを通るとはどうい
Concurrency is the ability to run several programs or several parts of a program in parallel. If a time consuming task can be performed asynchronously or in parallel, this improves the throughput and the interactivity of the program. A modern computer has several CPU’s or several cores within one CPU. The ability to leverage these multi-cores can be the key for a successful high-volume application
Java の ExecutorService でスレッドプールを利用できる ここで説明するのは、おそらくもっとも安全にマルチスレッドプログラムを書く方法です。 さらに同様の方法で簡単に拡張することで、複数のスレッドを効率よく使うスレッドプール (Thread Pool) を利用できますので、 ぜひ覚えておきたい方法です。 その方法とは、 ExecutorService を利用することです。 ExecutorService では、 「Java のマルチスレッド・プログラミングの基本」 でみたように Thread オブジェクトをそのまま生では使いません。 ExecutorService ではスレッドプールが用意されるので、そこにタスクがディスパッチされることで処理が行われます。 Java のタスクの状態 Executor によって処理されるタスクの状態は次の四つです。 created (作成さ
photo credit: Juan Antonio Capó ExecutorServiceを使うと簡単にマルチスレッド処理が行えますが、 終了もshutdownメソッドを呼ぶだけと思っていませんか? shutdownメソッドだけだと不十分です。 学校の先生と生徒の関係で説明します。 shutdownメソッドは指示するだけ 学校で先生が生徒に対して、「問題が解けたら教えてねー」と言います。 生徒は問題が解けた人から「先生できたー!!」と言ってきます。 全員問題が解けた段階で授業が終わるとしましょう。 対応はこう。 先生: ExecutorService 生徒: ExecutorService内のスレッド 問題: ExecutorService.executeに渡すタスク(Runnable) 授業: mainスレッド 学校: Javaプロセス 「問題が解けたら教えてねー」
Java5からスレッドプールが利用できるようになりました。 スレッド作成の欠点 これまでのスレッドは、ThreadクラスやRunnableクラスを組み合わせ使っていました。しかし、スレッドをただ単に使うだけだと以下のような欠点があります。 スレッドを生成から破棄までのライフサイクルで発生するコスト 一般的にはスレッド作成はOSやJVMに負荷が発生します。リクエストが頻繁で軽い場合は相当量のリソースを消費してしまいます。 リソースの消費 アクティブなスレッドはメモリを消費します。実行状態のスレッドが利用可能なCPUの数より多いとスレッドが停滞します。さらにアイドル状態のスレッドが多くなるとメモリ消費量が増えて、ガベージコレクタの負担が増大。多くのスレッドがCPUの時間を奪い合うレースコンディションになり性能も低下します。このようにCPUの数以上スレッドが存在しても意味がありません。 安定性が
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MySQLサーバで希に遭遇するディスク残量障害事例と共に紹介します。 こちらは、以下エントリよりネタをパクりましたインスパイアしました。すみません。 Linuxサーバがディスク容量不足になった!何か消さねば!ってなった時にどう対処するか - 元RX-7乗りの適当な日々 Linuxサーバのディスク容量減少アラートが飛んできた!ってときにどう対処するか - tagomorisのメモ置き場 今回紹介する対処パターン 今回は4つの方法を紹介します。 不要なデータベース/テーブルを削除 スロークエリログ/クエリログを削除 バイナリログを削除 どれのパターンにも属さないレアなシチュエーション 不要なデータベース/テーブルを削除 あまりそういうケースは無いとは思いますが、 DROP DATABASE foo;やDROP TABLE foo;で削除します。 スロークエリログ/クエリログを削除 du -sc
Page: 1 MySQLのプロトコル解説 とみたまさひろ 日本MySQLユーザ会 MyNA会 2013/07/29 MySQLのプロトコル解説 Powered by Rabbit 2.1.1 Page: 2 自己紹介 とみた まさひろ MySQLユーザ会 (名ばかり代表) 長野県北部在住 プログラマー (Ruby & C) http://tmtms.hatenablog.com http://twitter.com/tmtms https://github.com/tmtm/ruby-mysql MySQLのプロトコル解説 Powered by Rabbit 2.1.1 Page: 3 趣味 誰も使わないRubyライブラリを作ったり MySQL の yacc ファイル読んだり マンガ読んだり 聖悠紀 / 佐々木淳子 / 岡崎二郎 / 星野之宣 / 長谷川裕一 / 島本和彦 / 桑田乃梨子
字幕なしで『WWDC』や『Google I/O』を視聴するために、リスニング力を鍛える方法【連載:コピペで使えるIT英語tips】 2013/07/30公開 最近はさまざまなカンファレンスがUstreamなどを使って生配信されることが多い。代表的なところでは、Appleの開発者向けイベント『WWDC』(2013年の模様はコチラ)や、Googleが主催する『Google I/O』などが日本でも人気が高い。 読者の中にもリアルタイムで視聴しようと、眠い目をこすりながら生中継に見入ったという方もいるのではないだろうか。 このように、いまや世界の最新IT技術をリアルタイムで知ることができるようになったが、日本人エンジニアの場合、日本語に翻訳されてからその内容を知るという人もまだまだ少なくないはず。 いち早く情報や技術を取り入れ、エンジニアとしての知識を高めるためには、英語を英語のまま理解できる力が
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