新しい年になり、お正月休みも終わりましたね。子どもさんたちもいつもの園・学校での生活にも慣れた頃でしょうか?新学期で疲れが出る頃、はやるのがインフルエンザです。各地で流行が本格化し、私のクリニックでも患者さんが増えてきました。 インフルエンザかもしれないと疑うのは、発熱したときが多いでしょう。普通の風邪だと、39度あっても意外に子どもは元気なことがあります。また、発熱するスピードも37、38度と徐々に上がってくることが多いものです。 しかし、インフルエンザは気づいたときには39度を超えていたり、既にぐったりしていたりします。急激な高熱と関節痛や筋肉痛、頭痛が特徴です。言葉で「つらい」と言えない小さい子でも、痛みを感じているのかもしれません。他には、鼻水やせき、気持ちが悪くなったり吐いたりといった消化器症状が出る場合もあります。 迅速診断、いつ受けると確実? 小児科に行くと、いつ熱が出始めた