Color code conversion
私は先天性の色覚異常である(wiki先生によると色覚多様性という言い方もあるらしい)。 もっとも、「最後の赤と緑、赤い方を切れ!そうすれば爆発を回避できる!」……みたいな経験もないので、仕事や日常生活にはさほど困ってはいない。 ただ、興味本位と日常の些細な問題(靴下の色を取り違える、焼けてない肉を食べそうになる etc.)から、先日、色覚補正用レンズを購入した。 色覚異常を持つ人は男性で約5%の割合でいるそうだ。強弱はともあれ、佐藤・鈴木・高橋姓を足した人数くらい、先天的にその特性を持っているはずである。 まぁ、日常生活で気付くことはまず無理だし、赤の他人から指摘するのも(たぶん)躊躇われるし、で同様に困ってる人にはまだリアルで遭遇していない。 自身の場合は母方祖父がそうだったため、家族からの指摘で比較的早い段階で気付くことが出来た。 早い段階で気付けたことと、見分けのつきにくい色もバンバ
「ゴブラン織が、錯視と何か関係があるの?」 そう疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、大いに関係があったのです。 当時、王立ゴブラン製作所には織物の色について、いろいろな苦情が寄せられていました。その中に「染料を混ぜるとき、ブルーやバイオレットを陰らせるのに使う黒が、濃度不足だ」というクレームがありました(文献【1】より引用)。 シュヴルールはこの苦情について調べ、その原因が製作所で使っている黒色素の品質の問題ではなく、目の錯覚によるものと明らかにしました。それが“色の同時対比”だったのです。 ゴブラン織は17世紀から19世紀にはフランスの重要な産業の一つとなっていました。色の同時対比の本格的な研究は、学問的な興味から始められたというよりも産業上のニーズ(苦情を解決する)から生まれたものであったといえるでしょう。 シュヴルールは数多くの観察と研究を積み重ね、色の同時対比に“ある種の法則
ある1枚の写真をめぐり、ソーシャルメディアで激論が交わされている。ドレスを写したなんの変哲もない写真だが、見る人によって色が違うというのだ。 「白地に金のレースだろ?」「正気かい? どうみても青と黒だよ」──ある1枚の写真をめぐり、ソーシャルメディアで激論が交わされている。ドレスを写したなんの変哲もない写真だが、見る人によってドレスの色が違うというのだ。Twitterではセレブも次々に参戦し、世界で議論が盛り上がっている。 写真はあるユーザーがTumblrに投稿したのが発端とされる。そこには店頭らしき場所に陳列されているドレスが映っているが、この服の「色」が問題に。ある人は「少し暗いところに置いてある、白地に金色のレースのドレス」といい、ある人は「青地に黒のレースのドレス」だというのだ。 写真はまたたく間に世界中に拡散。歌手のテイラー・スウィフトさんが「混乱して恐いけど、明らかに青と黒」と
現代社会では、公共施設の案内表示・工業製品・情報機器・印刷物・報道・教科書など、ほとんどのものがカラーで表現されています。しかし、色の見え方には個人差があるため、人によっては一部の色の組み合わせが区別しにくく、不便さを感じるケースもあります。こうした背景から、多くの人が等しく情報を認識できる配色を用いたデザインが社会的に求められており、鉄道の路線案内図や災害時の気象情報の表示をはじめ、公共性が高く安全性に関わる分野を中心に見分けやすい配色やデザイン上の改善がなされています。このような、色覚の多様性に配慮して、より多くの人に利用しやすい製品や環境、サービス、情報を提供するという考え方を「カラーユニバーサルデザイン」と呼びます。 カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット ver.4 DICグループは、2007年より東京大学 伊藤啓准教授監修のもと、一般社団法人日本塗料工業会、石川県工業試験場、
「自然の黒」は「絵の具の黒」じゃない 小中学校の美術の授業で習ったことがあると思うのですが、絵の具で人間の髪の毛を塗る場合、「黒の絵の具だけで色を出すな」と教わりませんでしたか? ぼくの母校では、何も知らない生徒が真っ黒にベタ塗りしてから「なんか変だぞ」と悩んでいるところに、先生が「ちょっとだけ緑や茶色を混ぜればいいよ」と教えてくれていたものでした。 (同じように、「肌色」を真っ茶色やピンクに塗ってしまった生徒にも「ほんのちょっとだけ緑を混ぜよう」と教えていたのを良く覚えています。) 光の反射で色が変わる 専門的な絵画の技術としては「黒は三原色の混色で作れ、絵の具の黒は使うな」と指導されることもあると思います。 なぜ「黒の絵の具」をそのまま使わないのか、美術の基本から考えてみましょう。 美術史の発展にともない、「ものの色とは、もの自体に色があるのではなく、ものが反射する光の色なのだ」という
osakana.factory(おさかなファクトリー)は、未識 魚(みしき さかな)による個人プロジェクトです。萌え系 CGや、PhotoShop・画像処理などの技術情報、お絵描き講座、フリーソフトウェアなどの公開、情報社会学系のデムパ発信等を行っています。 作者: 未識(みしき) 魚(さかな) mishikiMishiki Sakana小中高の学校の勉強や仕事の進め方というのを真剣に考え直す時代ってことよ。汎用AIでこの得点が出るんだから、試験問題特化で作れば終わりですがな。偏差値65~70くらいはないとこのレベル越えないけど、それって単に大学教員と同じ思考回路… https://twitter.com/i/web/status/1668679852747264001(2023/06/14 03:00:54) UFOってのが英語圏のミームであることがよく分かる。恐らくはアメリカや欧州での
教育教材販売サイト「リランフェート」の【PANTONE®+TOCOL®カラー検索システム】は、色番号、ページ番号、色名からPANTONE®(パントン)商品の色見本差替ページ、補充用カラーチップをお探しします。 ●グラフィック関連商品の見方 色番号、ページ番号は数字(3〜4桁)の先頭に紙質を表す”英字”がつきます。 紙質には2種類があり、以下の英字で表記しています。 ・先頭「 C 」:コート紙/ツヤ有り(光沢紙) ・先頭「 U 」:上質紙(アンコート紙)/ツヤ無し(無光沢紙) ・先頭「 S 」:新色( 例:S 〇 C )/ S 1 C 〜 S 48 C 【旧版ページ番号表記】 ・末尾に紙質を表す“英字”がついています。( 例:○○○ C ) ・「 C 」と「 U 」は新版と紙質は同じです。 ・末尾「M」:マットコート紙/半ツヤ(半光沢紙) ●ファッション+ホーム関連商品の見方 ↑ペーパー版の
長年日本の実質的標準プロファイルとして運用されてきたAdobe社製のICCプロファイルも純日本製の2011プロファイルに変わろうとしている。 ここではJapan Colorについて云々コメントするつもりはないのだが、日本の印刷業にとってAdobeシステムズ社製のJapan Color 2001 ICCプロファイルは非常に大きな役割を果たしたことは事実で、大きな転換点であったといえる。欧米製のプロファイルのほとんど(SWOPやFOGRA)がGCRを多めに設定してあり、日本の墨インキで印刷しようものなら墨が多いので色成分を覆ってしまい、いわゆる墨っぽい仕上がりになってしまうのである。 欧米では墨インキの濃度が薄く、下地の色情報を透過してしまうのだが、ご存じのように日本の墨インキはものすごく濃いので、網点が重なり出すと色情報は完全にマイナスされてしまい、墨の量が多いほど彩度が落ちでしまうという問
道路の交差点や横断歩道などには、信号機が設置されています。 「赤信号、みんなで渡れば怖くない」なんて言葉もありましたが、信号の「止まれ」の色といえば赤色です。 それでは、「前に進んでOK・渡ってOK」は何色でしょうか? 「青色」と答える人が一番多そうですが、「緑色」と答える人もいるかもしれません。 答えが分かれるのも当然で、信号の「前に進め」の「色」は、「青と緑が混じったようなビミョーな色」です。 しかも、「”前に進め”の色」が「青と緑が混じったようなビミョーな色」というのは、実は何と「日本だけの独自ルール」だったんです。 国際的には、「信号に何色を使って良いか」という標準的なルールがあります。 それは、CIE(国際照明委員会)が出した「赤・黄・緑・青・紫・白」といった6色です。 これら6色が選ばれている理由は、「見た時に色名を簡単に判別することができるため」とか「他の色と混同するようなこ
かなり前(10年以上前)から気になっていたのですが・・・ たま〜に「朱書き」で「赤い」と「黄色い」を間違えて書いている人がいます。 ブログでうまく伝わるかわかりませんが・・・ たとえば色見本と比べて明らかに「黄色が足りないんじゃないか?」という印刷物に「見本に合わせて赤くしてください」なんて朱書きをされているんです。 「もしかしてこれ書いてる人って、目が悪いのかな?」なんて思ったり・・・ で、最近気づいたんですが、たぶんそういう人って「RGB」で考えているんじゃなかろうかと。 我々の業界(CMYKで考える世界)でいう「赤い」はすなわち「紅い」という意味なんですよね。 Redではなく、Magenta。 でもデザイナーさんのなかには、自分のデザインが「紙に印刷される」つまり、「印刷の世界では色をCMYKで表現する」ということをわかっていない方もいるようです。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ た
後半は本題である「CS5へのバージョンアップのメリットはどのくらいあるのか」というお題で、主催者である宮地知氏がCS5に新たに加わった機能を紹介しながらアドビ システムズの大倉壽子氏(全国を飛び回っている多忙な方です)に「この機能って、ほんまに必要なんですかね〜」とツッコミを入れていくセッションを展開。 InDesignやIllustratorに縁がない私も思わずクスッと笑ってしまう話で、なかなか面白かったです。 最後は大倉壽子氏による「Photoshop CS5の解説」 「最後に一つだけ・・・」 「最後にあと一つ・・・」 「最後に紹介しておきます・・・」 と、30分の予定が「最後の一言」が何度も繰り返され、大幅に終了時間をオーバー。スタッフ・スピーカーの方々からブーイングを浴びておりました(笑) 4時間以上にも及ぶ勉強会が終了し、最後は賞品を賭けた「ジャンケン大会」! 私は幸運にも約10
色覚異常者にしか分からないこと。 色覚異常者にしか分からないこと。 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/03(水) 20:41:06.22 ID:IzzKQNP90 赤ペンより青ペン。 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/03(水) 20:41:29.56 ID:slZSf2Uw0 ぷよぷよはなんとなくできる 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/03(水) 20:42:24.10 ID:DHJ/LTrY0 >>2 色より形で判断しないと遅れるw 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/03/03(水) 20:43:21.61 ID:Sitp2WMm0 俺の脳が感じてるこの色は 他の人が感じるこの色とは違うかもしれない????? 9
印刷業界の営業や工務、DTPオペの人間で、実際に印刷現場や色校の現場で働いたことがある(実際にインキや紙を専門的に扱ったことがある)人はかなり少ないと思う。 中には私の上司のように、本機→色校→スキャナオペ→DTPオペと製作現場の全てを経験している人もいるが、これはかなり稀なケースと思われる。 それでも勉強熱心な営業さんもいるわけで、ちょっとした印刷の知識を持っていてそれなりにこちらの苦労もわかってくれたりするからありがたかったりする。 がぁぁ〜〜〜、しかぁぁ〜〜しぃぃ ��( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!! 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ 私の経験上(あくまで私の周囲にいる人間)、そういう「現場の経験はないが、ちょっとした知識をかじっている営業」ってのがいちばん厄介なのだ。 彼らは「机上の論理」でしかモノを考えないし、その「理論どおり」に刷れば良い印刷物が上がってくるものと思って
色覚の多様性に配慮した 案内・サイン・図表等用のカラーユニバーサルデザイン 推奨配色セット ■ 東京大学分子細胞生物学研究所 高次構造研究分野 伊藤啓 ■ 社団法人日本塗料工業会(JPMA) ■ DIC 株式会社(旧・大日本インキ化学工業株式会社) DIC カラーデザイン株式会社 ■ 特定非営利活動法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO) 概略 一般の人にも色の見え方が異なる人にも見分けやすい、カラーユニバーサルデザイン推奨配色セットを作成。 被験者実験を重ね、数千の候補色から20色を絞り込み。 塗料業界の色指定の業界標準であるJPMA塗料用標準色2011年F版に対応色を収録。印刷・デザイン業界の色指定の業界標準であるDICカラーガイドシリーズから対応色を選出。 はじめに いわゆる色弱(色覚異常)の人や、緑内障など網膜の疾患を持つ人、白内障の人は、色によっては違いを
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