小林幸子さんが、インターネットとともに紅白に戻ってきた。 昨年の第66回NHK紅白歌合戦、ニコニコで“ラスボス”と慕われる小林幸子さんの紅白特別企画出演。黒うさPのボカロ曲「千本桜」を歌いはじめてしばらくすると、巨大なステージ衣装にニコニコのコメントが流れはじめた。 ツイッターのタイムラインにも、「弾幕」「コメント」といった字面が躍った。歌が終わりに近づいたとき、テレビ画面全体がコメントで覆われると「おおおおおおおお」「すげえ」「まじかよ」とツイッターは一層の盛りあがりを見せた。 じつに4年ぶりの紅白出場だ。ネットにも活躍の場を広げ、若者たちとともに歩んできた小林幸子さんにとって、その結実ともいえる舞台となった。 失敗の許されない生放送、ラスボスを支えたのはドワンゴの技術部隊だ。 ニコニコ生放送のコメントをリアルタイムで紅白歌合戦に流す。一世一代のプロジェクトに挑んだマルチデバイス開発部
真実は、受け容れられる者にはすがすがしい。 しかし、受け容れられない者には不快である。 ザウルスの法則 キャパの「崩れ落ちる兵士」 NHKの明らかな思考操作 洗濯機と並ぶ怠惰な国民の必需品は“洗脳機”、つまりテレビであるとわたしは思っている。先日家内が見ていたNHKドキュメンタリー「沢木耕太郎 推理ドキュメント 運命の一枚 ~"戦場"写真 最大の謎に挑む~」をパソコンの仕事をしながら、ちらちらとつい最後まで観てしまった。 話は、キャパのあまりにも有名なあのスペイン内戦で撮ったという「崩れ落ちる兵士」の真実を求めて沢木耕太郎という作家がスペインの現地に足を運び、ついにその真実をつかむという内容である。NHKの解説によると、「ネガは勿論、オリジナルプリントもキャプションも失われており、キャパ自身も詳細について確かなことは何も語らず、いったい誰が、いつ、どこで撃たれたのか全く不明なのだ。キャパに
12月16日の衆議院選挙投票日。テレビ東京の開票特番「池上彰の総選挙ライブ」を担当しました。 放送中から思わぬ反響をいただき、テレビ東京にはいまも再放送やDVDの発売を求める声が寄せられているそうです。 テレビ東京の人たちはもちろんのこと、外部スタッフが総力を挙げて制作・放送したものですから、当然の評価とはいえ、その一翼を担った私も嬉しく思います。 いつも「いい質問ですね」が口癖の私としては、視聴者に「いい質問ですね」と言ってもらえる内容を目指したからです。 ただ、党首や候補者への私のインタビューは、ジャーナリストとして当然のことをしたまでで、これに関する評価は面映ゆいものがあります。 というのも、たとえばアメリカのテレビの政治番組なら、政治家に対しての容赦ない切り込み、突っ込みは当然のことだからです。 日本なら「失礼な質問」に当たるようなことでも、平然として質問をしますし、質問を受けた側
2010年01月01日02:15 カテゴリテレビジャーナリズム NHKは神社仏閣より偉いらしい 謹賀新年 年明けそうそうまたもNHKの話題であるが、「紅白」に続く国民的行事が「ゆく年くる年」である。紅白の喧騒の音声レベルを5秒間ゆっくりフェイド・アウトし、さらにフィラー(大体は鐘楼の俯瞰)の5秒間をみせながら、音声をフェイド・インし、音が最高レベルに上がったところで、「ゴーン」と鐘の音が入る。国民は「紅白」の余韻と炭酸ガスの煙の演出と同時に、画面が「ゆく年くる年」の静寂との格差を楽しみ、最初の鐘の音で一年の終わりという時間軸を認識する。この「紅白」から続く一連の儀式が、毎年繰り返されることで、何かしらの安心感を持つ。この仕組みが、実は大変な作業であり、文化を創っている。しかし、それはNHKによって作られた「擬似文化」であり、もっといえば「擬制」の貫徹である。そのようにして、戦前の軍国主義も
マンガ夜話について重要なお知らせ。NHKのBSマンガ夜話は1年以上、お休みに入ります。その件についての経緯と展望を岡田斗司夫の言葉でまとめました。
× 1 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 1 7 0 シェア 11月13日(金)深夜放送の「タモリ倶楽部」(テレビ朝日・ABC系)に劇団ひとりが出演する。 今回の放送テーマは、「知られざる書体の世界 フォントにあった怖い話」。劇団ひとりのほか、ゲストに松尾貴史、眞鍋かをりを迎えて、出版・印刷業界などで使用されている“フォント”にまつわるさまざまなエピソードを紹介していく。 5年がかりで制作したにもかかわらず、ほとんど売れなかった書体をはじめ、レアなフォントをたくさん見ることができる今回の放送。お笑い企画ではないものの、「とにかくフォントに興味がある!」という人は、前のめりでチェックしよう。 なお、関西では放送日時が異なるのでご注意を。
10月1日に、東芝がデジタル放送専用録画機ぶんの補償金を支払わなかったことを明らかにした(「デジタル専用録画機は補償金の対象外」 東芝が支払い拒否)。これに関して事情がよくわからず混乱している人も少なくないようなので、今回はこの問題について解説してみたい。 デジタル放送専用録画機とは、従来のアナログ地上波用のチューナーを搭載せず、デジタル放送しか受信できないレコーダーである。以下デジタル専用機と呼ぶことにしたい。まず前提として、今年5月には東芝とパナソニックが、このデジタル専用機の価格に、録画補償金を上乗せせずに販売していることが明らかになっている(「課金対象か明確でない」――パナソニックと東芝、デジタル専用レコーダーに補償金上乗せせず)。 日本の補償金制度では、消費者がこの補償金を支払うことになっている。補償金は対象機器の販売価格に含まれており、例えばレコーダーであれば、基準価格(ほぼ実
タレントの中川翔子(24)が、25日に有人潜水調査船「しんかい6500」に搭乗、無事帰還していたことがわかった。 中川は24日に支援母船「よこすか」で青森県八戸港を出港。25日4時に現場海域の宮古東方沖日本海溝に到着し9時20分に潜航を開始。11時45分に深海5351メートルに到達、17時19分に浮上した。 関係者によると、中川は乗船前こそ緊張の面持ちだったが、同行したパイロットも驚くほどの多くの生物と遭遇できたといい、潜航中は中川も驚きの声を連発。しょこたんの指示での深海生物の採取にも成功した。 約8時間の大冒険を終えた中川は「人生で忘れられない一番ドキドキした一日だった。しんかい6500の窓から見えたマリンスノーの美しさ、たくさんの生物は私の今後の人生を大きく変えるかもしれません」と興奮。この模様はレギュラー出演するTBS系「飛び出せ!科学くん」のスペシャル(9月15日、後7・5
テレビの録画が好きである。最初から下手な言い訳をしないでおくと、アニメはもちろん大好きだが、実際にはそれ以上にテレビを録画すること自体が好きである。 ワタシのそんな日常は編集長もよく知っている模様。「貴様の録画生活を開陳せよ」という指令が下ったがために、今回連載を持つことになった。今後よろしくお願いいたします。 にしても2002年前後のHDD/DVDレコーダーの普及以降、テレビの録画ってのは簡単になってしまった。それ以前は、当時雑誌の編集者をしていたこともあり、校了直前に2日くらい徹夜したあと、「ビデオテープを交換するために一時帰宅させてください! 決して自宅で仮眠などしません!」と進行担当(一般的に雑誌編集部では一番怖い人)に直立不動で宣誓して、家に帰ったものなのに。 そのような苦悩の時代も過去となり、2002年以降は大体年に2~3台ペースで新しいHDDレコーダーを買ったり、増えすぎた分
しょこたんが水深5,000メートルの深海へ――。宇宙とならび、人類にとって未知の領域である深海に、中川翔子が旅立つことになった。かねてから“深海生物好き”であることを明かし、ブログでも頻繁に深海生物の魅力を語ってきた中川翔子だけに、「深海への旅」決定に大興奮の状態だ。 この旅は、中川翔子が出演するTBS系の番組「飛び出せ!科学くん」の企画「チャレンジ・ドゥ・ザ・ディープ・シー 深海5,000mの大冒険」で行われるもの。海洋研究開発機構(JAMSTEC/ジャムステック)が所有する、世界一深い場所まで潜水可能な有人潜水調査船「しんかい6500」に乗り込み、深海の様子を探りにいくという企画だ。 通常、テレビ番組の企画、それもバラエティ番組の審査が通ることはなく、芸能人が深海に行くチャンスはほぼゼロ。今回の決定はまさに“奇跡”と言えるもので、中川翔子は「ありえない!!テレビでももう今後そうそう叶わ
5 日こどもの日に放送された NHK 教育「 ETV50 もう一度みたい教育テレビ こどもスペシャル」は「たんけんぼくのまち」の特集 30 分でした。 昔の放送が一本まるまる再放送されたのに加えて、「今よみがえる!たんけんぼくのまち 2009 」と題して「新作」が制作されていたのが実にすばらしかったです。 「たんけんぼくのまち」とその主人公「チョーさん」が復活を遂げたのです。 「たんけんぼくのまち」とは NHK 教育「たんけんぼくのまち」は 1984 年から 1992 年にかけて「小学校 3 年生の社会科」の番組として主に学校放送で人気を博した番組です。今の 20 代後半から 30 代前半あたりは世代的にドンピシャだと思います。 食料品店のお手伝いをしている「チョーさん」が、愛用の自転車「チョーさん号」に乗って毎回まちをたんけんし、そのたんけんをするたびに一枚絵のカラフルでポップな「地図」
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