たいていの商品は、消費者のニーズに合わせて、品質が向上するものだが、なぜか、本棚というのは、帯に短し襷に長し、というか、四六に短し文庫に長しというようなものが多い。本のサイズは概ね決まっているのに、ちょうどいいサイズのものがないのが不思議だ。 文庫用の本棚が欲しくて、機会を見つけては通販サイトを検索していた。それで1cmピッチで棚の高さを設定できるという文庫用本棚を見つけたが、ユーザーのコメントを見ると、文庫の高さに設置するとセットの棚板の数では足りず、しかしながら追加棚を購入できない不満が書かれていて、消費者のニーズに応えきれない商品にがっかりしたり(ここを改善すればいい商品になるのになあ)。 「清く正しい本棚の作り方」という素敵なサイトも見つけたが、自ら作るというのはそれなりにハードルが高く、頭の片隅においておくに止めた。 で、ようやく見つけたのが、無印良品の「組み合わせて使える木製収