最初は翻訳家の西崎憲さんのツイートだった。 ついでに言うと、翻訳賞はぜったい必要なように思う。翻訳小説や翻訳ノンフィクションの振興にもめちゃくちゃ貢献するはず。賞金5万円、式典は可能なかぎり小規模といった感じでいいので誰かやって欲しい。翻訳賞がないのはおかしいしまずい。 — 西崎憲 (@ken_nishizaki) 2014, 2月 26 そこにゲームデザイナーの米光が「やりましょうやりましょう」的な気軽なツイートをしてしまい動きはじめてしまう。 まあ、そこからおよそ9カ月。 スポンサーなどはつけずに、“知りあいに声をかけて全員手弁当で”というスピリッツで「ともかくやってみますか!」ということになり、 「誰かやって欲しい」とつぶやいていた西崎憲さんが発起、「日本翻訳大賞」がスタートすることになった。 第一回日本翻訳大賞は、2014年に出版された翻訳小説を対象に大賞を決める。 選考委員は、金
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