『エクスタシー』が苦しみをもたらす 2000年8月 2日 コメント: トラックバック (0) Mary Ann Swissler 2000年08月02日 上りがあれば、必ず下りがある。気分をハイにするドラッグ『エクスタシー』に関して言うなら、「下り」は一生続くおそれがある。 トロントにある中毒・精神衛生センター(Center for Addiction and Mental Health)のスティーブン・キッシュ博士は、エクスタシーの過量摂取で死亡した26歳のあるエクスタシー常用者と、非薬物使用者11人の脳組織を比較した。キッシュ博士は、過量摂取で死亡した人の脳では、セロトニンと呼ばれる神経伝達物質が約50%から80%も減少していたことを発見した。非薬物使用者では特に目立った減少はなかった。 「エクスタシーが人間の体内のセロトニンの量を減少させる可能性があると証明したのはこの研究が初めてだ