2009.01.21 桃尻とオバマ。 (6) カテゴリ:ヒラカワの日常 写真は山口敬三 陶展『エロス幻影』 出品の作品。 ピーチエッグ。 八十歳を過ぎてなお、この精彩。 オフィスの入り口に展示して、 毎朝拝むことにする。 どうも、咳が止まらない。 夜布団に入ると急に、咽喉のあたりに 不審なものたちが蠢き出す。 自分の身体をコントロールできなくなるのが 始末に悪い。 昨日も夜中に目が覚めて、 げほげほいいながら、テレビのスイッチと入れる。 アメリカ合衆国第44代大統領の就任式が行われている。 大衆の前にオバマが姿を現すと 胸騒ぎがしてくる。 オバマ自身も心のどこかで 「殺られるかもしれない」という恐怖と闘っているのだろう。 その意味では、この男は 身体を賭して表舞台に立っている。 政治家になるとは、そういうことなのだ。 この痩躯の男はそのことを思い出させてくれる。 演説が始まる。 「大きい政