お箸の先で軽くほぐす感じで、真ん中から納豆を崩します。 豆をひとつひとつバラバラにするような感じでやさしく。 納豆がバラバラになったら、一気に高速回転を開始します。四角い容器の中で円を描くように、できるだけ早く力強くかき混ぜるのがコツ。混ぜる目安は50回。 簡単そうですが、粘りが増してくるので見た目以上に力が必要です。空気を入れるように混ぜると粘りが増します。 納豆のうま味は粘りの部分に多く含まれています。よって、よくかき混ぜて、糸を十分に引かせて粘りを出すことで、食べた時に舌全体に粘りがからみつき、納豆のうま味を感じることができるのです。 納豆をお箸で少し持ち上げてみる。白く強い糸に引かれ、一粒残らず持ち上がるまで、上げ下げを何度か繰りします。 すべての粒が持ち上がるくらい強い糸ができたらお箸を置いて、(1)からし、(2)タレの順に、真ん中に向かって流し込みます。