神経難病のひとつで、抑うつ、不安などの精神症状で始まり、進行性認知症、運動失調等を呈し、発症から1年~2年で全身衰弱・呼吸不全・肺炎などで死亡します。 原因は、感染性を有する異常プリオン蛋白と考えられ、他の病型を含めて「プリオン病」と総称されます。 CJDは世界中に広く分布しており、日本では人口100万人に年間1人前後の率で発症(こうした、原因不明で発症するものを孤発性CJDといい、平成17年に国内で初めて認定された、vCJD(変異型CJD)とは異なるものです。)するといわれています。プリオン病の約8割を占める、原因が不明である孤発性CJDの発症年齢は平均68歳で、男女差はありません。 CJDは1997年に厚生労働省特定疾患治療研究事業の神経難病疾患として加えられており、診断のための基準が設けられています。(詳細は難病情報センターホームページhttp://www.nanbyou.or.jp