米国図書館協会に属する図書館情報技術部会(LITA)及び図書館コレクション・テクニカルサービス部会(ALCTS)目録・分類セクション(CCS)の、典拠コントロールに関心のあるグループの年次大会の発表資料の一部が、LITAのウェブサイトで公開されています。 この中に、「公共図書館目録における協同タギングの利用」と題する発表資料があります。利用者がめいめい、自分が興味を持った資料の書誌データにタグ(統制された語彙ではなく)を付与してブックマークしたものを、皆で共有するという協同タギングは、Web2.0と呼ばれるWebサービスでもよく使われているものです。米国で一般的に用いられている米国議会図書館件名標目表(LCSH)と比べ、最新の/日常語を用いることができる点でメリットがあるとしています。また、目録に関心のある一般利用者のオンライン・コミュニティ形成につながる、よく使われるタグ・よくタギングさ