「愛と多様性がこの国を作っていると、世界に示したい」 五輪モード、緊張と高揚に包まれた開幕直前のパリを歩いた
私立佐世保実業高校(長崎県佐世保市)野球部で昨年8月、当時3年生の元部員が後輩の部員を殴ってあごの骨を骨折させたが、監督と部長の2人が「練習中の事故」と偽って学校側に報告していたことが分かった。辰田幸敏校長が2日、記者会見し明らかにした。同校は今夏の甲子園に2年連続で出場している。 2人は清水央彦(あきひこ)監督(42)と部長の高田洋介教諭(39)で、共に1日付で辞任。清水監督は同日付で非常勤講師も辞職した。辰田校長によると、昨年8月31日、退部を申し出た1年生部員を引き留めるため、清水監督が、引退した3年生の元部員に「殴ってでも退部を考え直させろ」などと指示したという。1年生は顔を3回殴られて骨折し47日間入院した。 清水監督は1年生の母親に「練習中に打球が当たったことにしてほしい」と依頼。母親は了承したが、この1年生が先月、学校側に相談し発覚した。 清水監督は校長に「被害生徒は元
昨年、150周年の節目を迎えた日本の近代競馬。その長い歴史において、日本競馬界が追い続けてきたタイトルがある。それが、10月6日夜(日本時間)にフランスで行われる凱旋門賞(芝2400m/ロンシャン競馬場)だ。今年は日本から、オルフェーヴル(牡5歳)とキズナ(牡3歳)が参戦。どちらも現地の前哨戦を勝利しており、優勝候補の最右翼として本番へ。いよいよ、そのタイトルに手の届きそうなところまで来た。 凱旋門賞は長い間、「世界最高峰のレース」としてあらゆる地域の競馬関係者が目標としてきた。創設は1920年。それから今日まで、なぜホースマンはこのタイトルを目指してきたのか。それにはまず、フランスという舞台が関わっている。 その年のチャンピオンを決めるレース 近代競馬の発祥地はイギリス。レースの形態やダービーの創設など、世界中に広がる競馬の基礎を生んだのはこの国だった。そして、そのイギリスに追随したのが
【ワシントン=広瀬英治】1日始まった米政府機能の一部停止は、幅広い分野に影響を及ぼす。 米行政管理予算局(OMB)は9月30日深夜、政府の諸機関に「規律正しく機能停止の計画を実行する」と通知した。各機関は1日朝から数時間のうちに準備を整え、必要最低限の要員を除いて職場を離れた。 例えば米航空宇宙局(NASA)は職員約1万8000人のうち実に97%が自宅待機となる。より大きな組織でも財務省(約11万2000人)の80%、商務省(約4万6000人)の87%が自宅待機となるなど、中央行政や国家プロジェクトの停滞を招くことは避けられない。 目に見える形ですぐに影響が出たのが、国立公園などの閉鎖だ。壮大な自然を売り物にした国立公園や、本物の宇宙船がみられるワシントンの国立博物館などは日本をはじめ世界中から観光客を集めている。それらの閉鎖が長引けば、旅行者はもちろん、米国内外の旅行産業にも打撃と
司会者泣かせの橋本愛 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でクールな女子高生役で話題の女優橋本愛が7月3日、東京都内で開かれた使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー」のPRイベントに登場した。 ステージには七夕飾り。橋本は涼しげな浴衣姿だが、なんだか不機嫌そう。中学生の時に初めてコンタクトレンズを使い始めたといい「最初、医者に『ゴミを入れてるのと一緒だよ』って脅されてたのでマイナス(不安)からのスタートだった。実際に入れたらすごくつけ心地が良かったです」と、ナイフのようにとがりまくったコメント。 イベントの進行を務める女性司会者は「いろんな不安を抱えていると、ギャップで『うわあ、いいなあ』って思いますよね」と必死にフォローした。 凍り付いた空気を暖めようと、中高生向けにコンタクトレンズデビューを勧める映像を紹介。映像の中の橋本は天使のような笑顔と歌声で、司会者が「心が温まるような映像ですね」
私小説を綴るように身近な出来事を歌にしてきた山崎まさよしが、ニューアルバム『FLOWERS』でメッセージ性の強い曲をしたためた。デビューから18年目の今年、なぜ憲法9条への思いを歌にしようと思ったのか? ――子供の立場で「毎晩眠る前にママが読んでくれる本の9ページ目が少し変えられたら眠れなくなった」と英語で歌う「#9 story」は、憲法改正論議に関する曲ですよね? 山崎:これはもともとクリスマスソングにするつもりだったんですけど、憲法改正の話をしていたら腹立ったんで、変えたりました(笑)。政治家が問題が何も解決していないのに足の引っ張り合いに現(うつつ)を抜かすなら、こっち側からのアプローチはどうあるべきかって考えたら、皮肉やメッセージを乗せた曲を作るスキルはあるわけだし、それを全国で発売できるわけじゃないですか。“いい曲”って言うときの“いい”にもいろいろあって、メッセージがあるのも“
安倍総理大臣は、1日夜、総理大臣官邸で記者会見し、消費税率を来年4月から8%に引き上げる決断をした理由などについて説明しました。安倍総理大臣の会見の全文を掲載します。 経済再生と社会保障安定が私の内閣の責任 半世紀ほど前の本日、10月1日、東海道新幹線は開業しました。そして、その10日後、東京オリンピックが開会されました。「頑張る人は報われる」。みんながそう信じていた時代です。その少し前、国民皆保険、皆年金が実現をしました。今に続く世界に冠たる社会保障制度の礎が築かれた時代であります。それから半世紀、日本経済はオイルショック、バブル、バブルの崩壊を経験し、そして、15年以上続いた長い長いデフレを経験しました。この間、国民所得は大きく減ってしまいました。 こうしたなか、毎年増え行く社会保障費をどう賄うか、それが大きな課題となっています。同時に、デフレから脱却をし、再び成長軌道を取り戻すことな
■ゲンは第二の教科書問題だ 「なんできらいな天皇をほめたたえる歌を歌わんといけんのじゃ。天皇は戦争犯罪者じゃ」 マンガ「はだしのゲン」の主人公ゲンが、中学校の卒業式で教師らに反抗するシーンだ。 「数千万人の命を平気でとることを許した天皇をわしゃ許さんわい」 今年8月、このマンガの閲覧を一部制限した松江市教育委員会に対し、メディアや市民団体などから「表現の自由の侵害だ」という批判が巻き起こった。これに対し脚本家の井沢満氏が、「作品内容を把握した上で批判しているのか」と疑問をぶつけている。純粋に教育的な観点から見て、小学生にまで自由に読ませるのは妥当かどうか-と。 そこで正論編集部では、このマンガの内容を詳細に検証し、問題となるシーンを一挙掲載した。それをみれば、学習指導要領に明らかに反した過激な描写の数々に、保護者はがくぜんとするに違いない。 天皇への罵声、教師への反抗、国歌の否定、凶悪犯罪
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く