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  • 研究開発戦略ローンチアウトー第85回「格差を生まない科学技術イノベーションを」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レポート 研究開発戦略ローンチアウトー第85回「格差を生まない科学技術イノベーションを」 2018.05.18 豊田欣吾 氏 / 科学技術振興機構 研究開発戦略センター 上席フェロー 科学技術イノベーションの推進は、今や時の政権の成長戦略の最重要政策であり、我が国が引き続き経済成長していくための切り札であることは間違いない事実です。しかし、その一方で、科学技術イノベーションを通じた技術の進歩が、所得の格差をはじめとするさまざまな格差の拡大を助長しているとしたら、科学技術イノベーションに対する認識が大きく変わってしまう可能性があります。 このような問題意識から、今回、科学技術イノベーションが経済成長や格差にどのような影響を及ぼしてきたのか、これまでの研究成果を筆者なりに整理・分析してみました。最近では、新たな成長・発展、社会の進歩の形に関する議論が盛んに行われるようになっており、それを踏まえ

    研究開発戦略ローンチアウトー第85回「格差を生まない科学技術イノベーションを」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    nabinno 2018/05/21
  • ハイライト・鳥居啓子 氏(ワシントン大学教授、ハワードヒューズ医学研究所(HHMI)正研究員)「女性研究者が自由に素晴らしい研究をするために」 | SciencePortal

    私は植物の発生を研究している植物学者で、1994年にポスドクとして(アメリカの)イェール大学に行って以来、ずっとそこでキャリアを積み、今はワシントン大学で教授をしています。2013年からは名古屋大学でも自分のラボを運営できるという幸運にも恵まれています。日アメリカで若い研究者がどのようにしてキャリアをものにしているかを同時に見ることができるという環境にいます。 ダイバーシティは基的には、「さまざまな発想や価値観を生み出す人たちが集まることによって、今まで自分の視点だけでは見えていなかったところからいろいろ違ったアイデアが見えてくることによって、新たなイノベーションが生み出される」ということです。これからの社会にとって当に重要な視点です。だからこそみんなでダイバーシティを推進していこうという動きがあるのです。いろいろな人たちが自分なりに力を発揮できる社会とは、女性、男性に限らず、みん

    ハイライト・鳥居啓子 氏(ワシントン大学教授、ハワードヒューズ医学研究所(HHMI)正研究員)「女性研究者が自由に素晴らしい研究をするために」 | SciencePortal
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    nabinno 2018/05/19
  • シラスウナギには、いま「逆風」が吹いているのかもしれない | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ニホンウナギ(以下「ウナギ」)は日でも養殖されているが、これは親に卵を産ませて増やすのではなく、冬から春にかけて黒潮に乗ってやってくる稚魚のシラスウナギを捕獲して育てる。そのシラスウナギが近年、減っている。日での漁獲量はここ20年ほど、年ごとに大きく変動しながら、年に5〜6%のペースで減り続けている。 その原因として、ウナギが成長する川の環境悪化や乱獲などさまざまな候補が挙げられているが、一番の原因が何なのかは、よく分かっていない。海洋研究開発機構と日大学の研究グループがこのほど発表した論文によると、風によって起きる海流の変化も、その候補になりそうだ。海流の流れる強さや位置が昔と今とで違ってしまい、シラスウナギが日のほうへ流れにくくなっているというのだ。 ウナギは、グアム島の西方、赤道のやや北にある西マリアナ海嶺の海域で産卵する。ここには西に向かう北赤道海流が流れている。この海流は

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    nabinno 2018/04/25
  • 木の遺伝的な多様性が、樹上の生態系の多様性をつくっている | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 木の遺伝的な多様性が、樹上の生態系の多様性をつくっている 2018.03.23 腰高直樹 / サイエンスポータル編集部 人間は皆同じ種だが、身長や顔つき、体質などは一人一人違う。これは同じ人間という種でも、少しずつ遺伝的な違いがあることが大きく関係しているため。木も同様だ。同種の木でも遺伝的には少しずつ違いがある。人が見たり触ったりしても差が分からないだけで、同種の木でも1つ1つの木には遺伝的な違いによる個性がある。この遺伝的な違いが、木に集まる虫の種類や数に強く影響を与えているという。北海道大学大学院環境科学院の博士課程・鍵谷進乃介(かぎや しんのすけ)さんと同大学准教授の内海俊介(うつみ しゅんすけ)さんたちの研究グループがこのほど明らかにした。 遺伝的な違いが生き物同士の関わりに影響を与えている 木には虫がたくさん集まる。虫取り網で森の中の立木の枝葉をガサガサとす

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    nabinno 2018/04/12
  • 任期なしの研究者を4割に 理研、新中長期計画に盛り込む | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    理化学研究所(理研)が、任期なしの無期雇用研究者を2024年度末までに4割程度まで増やすことを盛り込んだ新たな「中長期計画」をまとめた。松紘理事?が5日、記者会見して公表した。無期雇用研究者の大幅増員は、若?研究者に?期間安定して研究に取り組める環境を与えて優れた成果を上げてもらうのが狙い。現在多くの研究機関で研究者の雇用制度見直しの議論が行われており、理研の方針が注目されている。 5日に発表された新たな中長期計画は、「Ⅰ.研究開発成果の最大化その他の業務の質の向上に関する目標を達成するためにとるべき措置」「Ⅱ.業務運営の改善及び効率化に関する目標を達成するためにとるべき措置」「Ⅲ.財務内容の改善に関する目標を達成するためにとるべき措置」「Ⅳ.その他業務運営に関する重要事項」の4章で構成されている。理研の中長期計画公表に先立ち、文部科学大臣が3月1日付で理研の7年間にわたる「中長期目標」

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    nabinno 2018/04/09
  • 自然科学の研究で、学習院大学が東京大学を抑えて1位に | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    の自然科学研究は、論文数で見るかぎり低落傾向が止まらないらしい。自然科学系の学術論文誌「ネイチャー」を発行するシュプリンガー・ネイチャーがこのほど公表したプレスリリース「日の科学は衰退し続けているが、小さな研究機関は光っている」によると、ハイレベルの論文誌に掲載された論文は2012年から2016年にかけて19.6%減っており、2017年にはさらに3.7%減少したという。 レベルの高い論文誌に掲載された日の論文は、2012年には世界全体の9.2%だったが、2017年には8.6%に減った。論文誌全体でも、2007年の7.7%から2017年の5.1%に減っていた。 今回は、日を対象とした分析では初めて、すべての論文のうちでハイレベルの論文誌に掲載された研究成果の割合を調べた。大学の順位を2012〜17年の総論文数で見ると、(1)東京大学(2)京都大学(3)東北大学(4)大阪大学(5)九

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    nabinno 2018/03/31
  • 市民が撮影して送った雪結晶の写真は、7割の高率で研究に役立った | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    春分の日の21日、桜が咲き始めた東京などでも雪が降った。雪が降れば、みんなそれに気づく。一般市民に雪の結晶をスマートフォンなどで撮影して送ってもらい、気象学の研究に役立てよう。2016年度から取り組みを始めた市民参加型の「関東雪結晶プロジェクト」のまとめを気象研究所が22日、発表した。2016年から17年にかけての昨冬に市民から寄せられた雪結晶の写真は1万枚を超え、そのうち7割が研究に使える有効なものだったという。 空気が上昇すると、冷えて、含まれていた水蒸気が氷や水の小さな粒になる。これが雲だ。この氷の粒が大きくなって落ちてきたものが雪。雪の結晶は、雲ができる場所の気温や湿度によって、角柱状になったり、木が枝を伸ばしたような樹枝状になったり、さまざまな形になる。逆にいうと、地上に落ちてきた雪の結晶の形から、その結晶が作られた上空の気象が推定できる。 雪が首都圏で降れば、交通の乱れをはじめ

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    nabinno 2018/03/28
  • 日米の大学がデジタル分野で国際協力 16大学が合意し、ワークショップ開催 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ニュース 日米の大学がデジタル分野で国際協力 16大学が合意し、ワークショップ開催 2018.03.22 日と米国の大学が国際協力し、人工知能(AI)やデータ科学、サイバーセキュリティといったデジタル分野での共同研究や、デジタル時代に重要な教育プログラムの開発などを精力的に進めることになった。日米各8大学の計16大学の代表らが3月19日に東京都内に集まり、具体的な成果を目指して国際協力を推進するプラットフォーム(ハブ)をつくることで合意した。これに合わせて19、20日の両日、筑波大学東京キャンパス文京校舎(東京都文京区大塚)で「日米デジタルイノベーションハブ・ワークショップ」が開かれ、関係者のほか一般の人も含めて約200人が参加した。 今回プラットフォームの構築で合意したのは、日側が東北大学、筑波大学、早稲田大学、慶應義塾大学、名古屋大学、大阪大学、広島大学、九州大学。米国側がオハイオ

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    nabinno 2018/03/24
  • 依然厳しい若手研究者の雇用環境 雇用促進の誘導策や新たな具体的制度設計を | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レビュー 依然厳しい若手研究者の雇用環境 雇用促進の誘導策や新たな具体的制度設計を 2018.03.16 内城喜貴 / サイエンスポータル編集長・共同通信社客員論説委員 大学院の博士課程を修了後、大学や公的研究機関に就職して3年半経っても半数以上は任期制雇用ー。こうした実態が文部科学省の科学技術・学術政策研究所による調査で明らかになった。博士号取得後の任期付き研究者は「博士研究員」、通称「ポスドク」と呼ばれる。増員された「ポスドク」の雇用環境問題が指摘されて久しいが、多くの「ポスドク」が安定的なポジションを得たいと考えている具体的データも今回示された。現在、科学技術イノベーションを支える人材育成のあり方をめぐる議論が盛んだ。今回の調査結果は、そうした議論の中でも「ポスドク」の具体的就職支援が極めて重要であることを物語っている。 博士課程修了して3年半後でも半数以上は任期制 同研究所によると

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    nabinno 2018/03/17
  • 「血中のビタミンD濃度が高いとがんリスク低下」 国立がん研究センターが大規模調査 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    血中のビタミンD濃度が高いと、がんになるリスクが下がる、とした研究結果を、国立がん研究センターが8日発表した。約34,000人を長期間追跡した大規模調査の結果だという。論文は英医学誌「BMJ」電子版に掲載された。 同研究センターの研究グループは、1990年と93年に行った疫学調査に回答した岩手、秋田、長野、茨城、新潟、高知、長崎、沖縄の8県に住む40〜69歳の男女約3,4000人を2009年まで追跡調査。その間にがんになった3,734人と追跡調査対象者から無作為抽出した4,456人の計8,190人について保存していた血液中のビタミンD濃度とがん発症との関係を詳しく調べた。具体的には血中のビタミンD濃度が低い人から高い人へと4グループに分けると、最も低いグループを基準にがん発症のリスクを他の3グループと比較した。 その結果、濃度が最も低いグループを基準とした場合、2番目に低いグループはがん発

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    nabinno 2018/03/13
  • THE MAKING (169)ごま油とラー油ができるまで |サイエンス チャンネル

    私たちの身の回りにある「モノ」たちのできあがる姿をビデオで追った「メーキング・ムービー」。最新の科学技術と伝統の技によって「モノ」たちが作り上げられる過程を映像でつづります。原料から製品に変わっていく驚きの映像をお楽しみください。

    THE MAKING (169)ごま油とラー油ができるまで |サイエンス チャンネル
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    nabinno 2018/02/12
  • 阻害要因は時間と人的サポートの不足 研究者の社会活動でJSTが意識調査 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    研究者が科学と社会をつなぐ社会活動をしたいと思っても時間や人的サポートがないと実際にはできないと8割の回答者が考え、またほとんどの研究者が何らかの社会活動をしていてもその内容は組織の一員としての参加が多く、「市民との協働」と言える積極的活動は少ない—。こうした実態が、科学技術振興機構(JST)が実施した意識調査で明らかになった。研究者の社会活動を促進するためにも研究環境の改善が重要で改善に向けた施策の検討が求められる、と言えそうだ。 この意識調査はJST「科学と社会」推進部(調査実施当時・科学コミュニケーションセンター)が16,000人の研究者を対象に「WEBアンケート方式」で実施し、回答があった約2,900人の意識を分析した。調査の目的は、現行の「第5期科学技術計画」で「研究者が社会と向き合うことが重要」としていることから研究者の意識の現状を明らかにすること。回答者の年齢は40歳台と

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    nabinno 2018/02/09
  • 2018年1月17日レビュー「科学者と市民の協働を目指すシチズンサイエンス」 | SciencePortal

    専門性の高い科学の研究に、一般の市民が加わることはできるのか。加われば、科学研究に新しい潮流を呼び込むことができるのか。どうすれば、お互いに満足が得られるのか。それで社会はよくなるのか——。科学者と市民が一緒になって科学の成果を生み出そうという「シチズンサイエンス」の試みが、日でも始まっている。 市民が銀河を分類する 新年が明けて間もない2018年1月8日。成人の日のこの日、東京都三鷹市の国立天文台に、天文ファンなど約30人の市民が集まった。「市民天文学ワークショップ」の参加者だ。市民天文学。国立天文台が今回のプロジェクトを始めるにあたって作った造語だ。 国立天文台は、ハワイ・マウナケアの山頂に建設した巨大な「すばる望遠鏡」を、2000年から格的に運用している。標高は約4200メートル。空気は澄んでいて、天体観測に適している。広い視野をいちどに撮れる高性能のカメラを備えており、今では大

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    nabinno 2018/01/21
  • 首長竜は大量絶滅を生き延びていた | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    約46億年前にできた地球に初めての生物が誕生したのは、今から40億年ほど昔だと考えられている。バクテリアのような生物だったらしい。それが連綿と現在の生き物たちにつながっているのだが、その途中で、多いときには生き物全体の9割もが絶滅するような「大量絶滅」がおきている。 大量絶滅は過去に5回あったとされている。もっとも有名なのはその5回目、恐竜がすべて滅んだ約6500万年前の大量絶滅だろう。現在のメキシコ沖に落ちた直径10キロメートル以上とされる巨大な隕石(いんせき)が、その原因らしい。このほか、地球史上最大といわれる3回目の大量絶滅は約2億5000万年前におき、そのあと始まった「三畳紀」と「ジュラ紀」の境目にあたる約2億年前にも、4回目がおきた。 特定の希少種が姿を消していくのとは違い、大量絶滅では、地球上の大半の種が短い期間に滅んだ。なぜ、こんなにも多くの生物が一度に滅んだのか。もちろん、

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  • 日本学術振興会賞に29年度も若手研究者25人 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    学術振興会(安西祐一郎理事長)が創造性に富んだ優れた若手研究者(45歳未満)の業績をたたえ、支援する「日学術振興会賞」の平成29年度授賞者に25人を選び、このほど発表した。授賞式は2月7日に日学士院(東京都台東区)で開かれ、25人に賞状、賞牌と副賞として研究奨励金110万円が贈られる。 今年度の賞は、研究機関と個人の推薦を受けた研究者に昨年度の候補者(受賞者を除く)を加えた423人の候補者の中から予備審査を経て日学術振興会賞審査会(委員長・野依良治科学技術振興機構研究開発戦略センター長)が選考した。日学士院は近く、今回選ばれた25人の中から日学士院学術奨励賞授賞者を6人以内選定する。 受賞者一覧は以下の通り。

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    nabinno 2018/01/03
  • 乳幼児に健やかな眠りを。保護者向けスマホアプリ「ねんねナビ」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 乳幼児に健やかな眠りを。保護者向けスマホアプリ「ねんねナビ」 2017.12.25 丸山恵 / サイエンスライター 寝る子は育つ。日にはそんなことわざが昔からあるにもかかわらず、日の子どもの睡眠時間は世界に類を見ないほど短い。谷池 雅子(たにいけ まさこ)大阪大学教授らの研究グループは、特に脳の発達に重要とされる幼少期の眠りを向上させるために、幼児を持つ保護者に向けた睡眠教育のアプリケーション「ねんねナビ」を開発し、東大阪市の乳児健診に訪れた保護者への配布を試験的に開始した。アプリの詳細や開発の経緯、今後の展開を谷池先生にうかがった。 「ねんねナビ」はどんなアプリか? ねんねナビは、乳児期から幼児期(就学前)の子どもを持つ親を対象に開発されたスマートフォン/タブレット端末アプリだ。アプリを通してスモールステップ(小さな目標達成のため)のアドバイスを繰り返し行うことで

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    nabinno 2017/12/27
  • 「暗い太陽のパラドックス」が解けたかもしれない | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    太陽は、私たちにとっては生命の源でもある特別な星だが、宇宙全体からみれば、「主系列星」というグループに属する、ごくありふれた恒星のひとつにすぎない。誕生から消滅までの過程も、かなり正確に分かっている。それによると、今から40億年あまり前に太陽や地球が誕生した直後には、太陽は現在に比べて2〜3割ほど暗かった。 すると、困ったことになる。この条件だと太陽からの熱が足りず、地球は全体が凍りついてしまうはずなのだ。ところが、地球に残っている過去の氷河の跡などを調べてみると、そのころの地球は寒くはなかった。現在より暖かかったとさえ考えられている。その理由については、さまざまな説がある。大気に温室効果ガスがたくさん含まれていて猛烈な地球温暖化が起きていた、地球はもっと効率よく太陽の熱を吸収していた、……。だが、どれも決め手に欠けていた。なぜ弱い太陽で地球は暖かかったのか。はるか大昔のこの矛盾を「暗い太

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    nabinno 2017/12/19
  • 船酔いと呼気中の二酸化炭素濃度の関係明らかに ?南極観測船しらせで研究? | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 船酔いと呼気中の二酸化炭素濃度の関係明らかに ?南極観測船しらせで研究? 2017.12.11 田端萌子 / サイエンスライター 船酔いをしやすい人としにくい人との違いはなにか。その疑問が解明できそうだ。大きく揺れる船中で、船酔いがひどい人と船酔いしない(または軽い)人の呼気では、後者の二酸化炭素濃度(以下EtCO2)の値が高くなることが分かった。これにより、船酔いの症状が重症化しそうな人をあらかじめ予想することが可能になる。第54次南極地域観測隊(活動期間:2012年〜2014年)の長谷川 達央(はせがわ たつひさ)隊員を中心とする研究グループが南極に向かう南極観測船「しらせ」で研究を行い発見した。 乗組員が叫んでしまうほど荒れる南極への航路 南極に向かう船内は、緯度40度ぐらいから南下するにつれて大きく揺れるそうだ。これは暴風域に突入するためで、南緯40度から50度

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    nabinno 2017/12/15
  • 日本の災害科学研究は、数は多いが影響力が小さい | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    災害科学に関する日の学術研究は、論文数は多いものの世界に対する影響力が小さいという実態が、世界的な情報分析・学術出版社「エルゼビア」(社・アムステルダム)がこのほどまとめた報告書「災害科学における世界的な見通し」で明らかになった。 報告書では、2012年から2016年までの5年間に公表された論文などから、災害科学に関係があるキーワードをもとに関連文献を抽出した。その結果、全体の0.22%にあたる約2万7000件が災害科学分野の論文だった。論文数が多かったのは中国と米国でほぼ同数。それに日、英国が続いた。東南アジアをはじめとする自然災害の死者数が多い国で、災害科学の学術論文が少ない傾向にあった。 日では全体の0.66%が災害科学分野で、世界平均に比べてその割合が高い。とくに復旧、復興に関する論文が多かった。一方で、その論文が他の論文にどれくらい引用されているかといった点などを考慮した

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    nabinno 2017/12/06
  • 哺乳類が硫黄でエネルギー代謝 「硫黄呼吸」を世界で初めて発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    動物は息を吸って空気中から「酸素」を、事から「ブドウ糖」などを体内に取り入れ、その両方を血液の循環を使って全身の細胞に送り込む。細胞内のミトコンドリアは酸素でブドウ糖などを分解し、エネルギーを取り出す。このとき残りかすとして水と二酸化炭素が出る。要らない二酸化炭素は吐く息によって外に排出される。これが呼吸しているときに体内で起こる「細胞呼吸」と呼ばれるエネルギー代謝の仕組みだ。 このほど、哺乳類の細胞呼吸に酸素を使ったもの以外に、「硫黄」を使ったものがあることを世界で初めて発見したと、東北大学などの研究グループが発表した。研究グループはこの新しい細胞呼吸を「硫黄呼吸」と名付けた。研究グループによると、硫黄呼吸は哺乳類が生きる上で必要不可欠な仕組みとして存在しているという。論文は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。東北大学大学院医学系研究科の赤池孝章(あかいけ たかあき)

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    nabinno 2017/11/15