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ブックマーク / tmin.igakuken.or.jp (3)

  • 東京都神経研: 記憶

  • 東京都神経研: 前頭葉

    大脳は大きく前頭葉,頭頂葉,側頭葉,後頭葉の4つの領域に分けられます(図1)。その中の前頭葉には前頭連合野,運動野,運動前野があります。運動野,運動前野は運動の遂行や運動の準備に重要な役割を果たす部位です。それに対し前頭連合野は人を人たらしめ,思考や創造性を担う脳の最高中枢であると考えられています。正確にいうと前頭葉には前頭連合野とその他の運動関連部位が含まれますが,一般には前頭葉というと前頭連合野のみを指します。ここでは前頭葉を前頭連合野の意味で用いることとします。前頭葉は系統発生的に人で最も発達した脳部位であるとともに,個体発生的には最も遅く成熟する脳部位です。一方老化に伴って最も早く機能低下が起こる部位の1つでもあります。前頭葉には視,聴,触,味,嗅の各感覚それに体内情報と,ほとんどあらゆる外的,内的情報,しかも高次な処理を受けた情報が入っています。前頭葉はまた,運動系の色々な脳部位

  • 東京都神経研: 記憶

    記憶とは、新しい経験を脳内に保存し、後になってその経験を意識や行動の中に再生する一連の機能をさしています。すでに母親の体内にいる時から、毎日新しい情報を取り入れて、脳の中に蓄積し続けています。そうした記憶にはいろいろの種類がありますが、大ざっぱに言えば、頭で覚える記憶と体で覚える記憶にわけられます。また、記憶機能の過程についていえば、記憶の基になる情報を脳内で何らかの形で符号化する過程(記銘、つくる)、どこかの場所にその情報を蓄える過程(貯蔵、しまう)、そしてしまわれた記憶情報を探して再生する過程(想起、とりだす)があります(図1)。これまでの50年以上にわたる研究の経過で、記憶の種類や、記憶の過程には特定の脳部位が関与することが判ってきました。したがって、障害が脳のどこに起こるかによって、記憶障害の形が違ってきます。 記憶の種類 頭で覚える記憶としては、「昨日Aさんと上野動物園に行ってパ

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