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ブックマーク / www.kalons.net (39)

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    レビューハイド・アンド・シーク執筆:大岩 雄典 公開:2019年10月23日 【レビュー】「かくれんぼ」。宮坂の展示空間ではこの言葉が思い浮かぶ。英語で「hide and seek」、「隠れては探す」遊びだ。画角・視野におさまると言うとき、つねにその範囲から逃れて「隠れる」存在の話をしてしまう——まさに、そうした存在を追うように、視界をそちらにふいに向けてしまうように。 レビューArtists in FAS 2018 入選アーティストによる成果発表展公開:2018年11月11日 【レビュー】触れる、造る、交わるFASアート2018年秋の収穫―晴れた秋の日、藤沢市のJR辻堂駅から徒歩5分の会場で行われている「Artists in FAS 2018 入選アーティストによる成果発表展」に寄る。 レビューモネ それからの100年公開:2018年08月24日 【レビュー】1918年にモネが《睡蓮》大

    nabinno
    nabinno 2015/05/03
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    2011年8月27日、「新・方法」の平間貴大、馬場省吾、中ザワヒデキは「アップローディング・イヴェント」を開催した。事前に公開されたイヴェントの告知文は、以下のような内容であった。 1964年10月10日、ハイレッド・センターはドロッピング・イヴェントを行った。 2011年8月27日、「新・方法」はアップローディング・イヴェントを行う。 「新・方法」とは2010年9月4日に結成された3人組のグループ名である。「新・方法主義宣言」という同語反復からなる無内容の宣言文を出したり、機関誌「新・方法」をEメールで毎月配信したり、「これは写真ではない。」と書かれた印画紙を写真展に出品したり、その他様々な活動を行ってきた。「新・方法」という名称は、メンバーの中ザワヒデキが2000年から2004年まで松井茂、足立智美と結成していた(ただし2002年より足立は三輪眞弘とメンバー交代)「方法」というグループ

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    カロンズネットは、今日の現代美術が、マイノリティーの嗜好品/商品対象ではなく、日の美術史・文化史の最終ページを刻むべく、我々の創造力を刺激し、新たな表現の可能性を見出す対象として扱われないものか、そのような環境を生み出せないものかと考える者たちが集まって立ち上げました。 明治以降、日の作家輩出ルートの大動脈となった団体展システム、師弟システムは、90年代のバブル崩壊とともに衰退の一途を辿っています。実際、今日の日を代表する若手アーティストらに、団体展/師弟システムを経て世に出た者はほぼ皆無であるのが現状です。 今日、若手アーティストのほとんどは、欧米では一般的な「独立型」と呼ばれるフリー・エージェント制を採用し、発表や販売の機会を自ら探し求めています。そして、そのプロモーション・販売業務を実際に行うのが、90年代から台頭してきた、欧米エージェント型の現代アートを専門とする企画画廊です

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    "the recursive world getting to be night #1" 2012 pencil, black gesso on wooden panel, 700 x 700 mm "the generation (mare)" 2012 resin, black gesso, teakwood, 300 x 400 x 140mm "the recursive world getting to be daylight #3" 2012 acrylic, silkscreen and silver leaf on paper mounted on wooden panel, 700 x 700 mm このたび、AI KOWADA GALLERYではギャラリーで2回目となる福原寛重の個展「Recursion」を開催いたします。大学在学中の97年にアーティストとしてフィリッ

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    "the recursive world getting to be night #1" 2012 pencil, black gesso on wooden panel, 700 x 700 mm "the generation (mare)" 2012 resin, black gesso, teakwood, 300 x 400 x 140mm "the recursive world getting to be daylight #3" 2012 acrylic, silkscreen and silver leaf on paper mounted on wooden panel, 700 x 700 mm このたび、AI KOWADA GALLERYではギャラリーで2回目となる福原寛重の個展「Recursion」を開催いたします。大学在学中の97年にアーティストとしてフィリッ

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    2012年9月29日(土)また、11月、2013年1月、アートと法律に関わる講座「Creators and Law」が東京文化発信プロジェクト ROOM302(東京都・千代田区、3331 Arts Chiyoda 3階)にて開催される。 9/29に開催される第1・2回では、「『リアルスペース』をデザインする―不動産取引、コワーキングスペース、クラブスペース運営など」と題して、寺井元一氏(株式会社まちづクリエイティブ)、大山エンリコイサム氏(美術家)をゲストに講座が開催される。その後、11月の会では「『ウェブ空間』をデザインする―利用規約、個人情報の取扱い/電子取引など」としてゲストに武田俊氏(KAI-YOU, LLC.代表)を招き、2013年1月の会では「『知的財産』をデザインする―著作権、商標権などの知的財産権、電子書籍など」(ゲスト未定)が開催予定。美術に関わって動いていきたい人に向け

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    このたび、AI KOWADA GALLERYでは、丹羽の一年ぶりの個展、またここ数年間の海外での作品制作を経て、 再び東京で制作を行った新作による「時代の反対語が可能性」展を開催いたします。 ここ最近ではロシア、スイス、トルコ、フィンランド、ルーマニアなど世界各地で作品制作を行う丹羽は、 国際交流基金によるロシア、イスラエルの巡回展 「ダブル・ヴィジョン–日現代美術 (Double Vision: Contemporary art from Japan)」展に、 1960年代からゼロ年代に活躍する日人作家約30名のひとりとして、 また最年少作家として選ばれるなど活躍の場を世界に広げています。 丹羽は、「今ここにいる私(もしくは私達)」のあり方とそれを取り巻く社会構造へ疑問をもとに、 公共空間でのパフォーマンスやプロジェクトを行ってきました。丹羽はそれらを「パフォーマンス」ではなく 「社

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    "the recursive world getting to be night #1" 2012 pencil, black gesso on wooden panel, 700 x 700 mm "the generation (mare)" 2012 resin, black gesso, teakwood, 300 x 400 x 140mm "the recursive world getting to be daylight #3" 2012 acrylic, silkscreen and silver leaf on paper mounted on wooden panel, 700 x 700 mm このたび、AI KOWADA GALLERYではギャラリーで2回目となる福原寛重の個展「Recursion」を開催いたします。大学在学中の97年にアーティストとしてフィリッ

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    "the recursive world getting to be night #1" 2012 pencil, black gesso on wooden panel, 700 x 700 mm "the generation (mare)" 2012 resin, black gesso, teakwood, 300 x 400 x 140mm "the recursive world getting to be daylight #3" 2012 acrylic, silkscreen and silver leaf on paper mounted on wooden panel, 700 x 700 mm このたび、AI KOWADA GALLERYではギャラリーで2回目となる福原寛重の個展「Recursion」を開催いたします。大学在学中の97年にアーティストとしてフィリッ

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    このたび、AI KOWADA GALLERYでは、丹羽の一年ぶりの個展、またここ数年間の海外での作品制作を経て、 再び東京で制作を行った新作による「時代の反対語が可能性」展を開催いたします。 ここ最近ではロシア、スイス、トルコ、フィンランド、ルーマニアなど世界各地で作品制作を行う丹羽は、 国際交流基金によるロシア、イスラエルの巡回展「ダブル・ヴィジョン–日現代美術 (Double Vision: Contemporary art from Japan)」展に、1960年代からゼロ年代に活躍する日人作家約30名のひとりとして、 また最年少作家として選ばれるなど活躍の場を世界に広げています。 丹羽は、「今ここにいる私(もしくは私達)」のあり方とそれを取り巻く社会構造へ疑問をもとに、 公共空間でのパフォーマンスやプロジェクトを行ってきました。丹羽はそれらを「パフォーマンス」ではなく 「社会構

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    このたび、AI KOWADA GALLERYでは、丹羽の一年ぶりの個展、またここ数年間の海外での作品制作を経て、 再び東京で制作を行った新作による「時代の反対語が可能性」展を開催いたします。 ここ最近ではロシア、スイス、トルコ、フィンランド、ルーマニアなど世界各地で作品制作を行う丹羽は、 国際交流基金によるロシア、イスラエルの巡回展 「ダブル・ヴィジョン–日現代美術 (Double Vision: Contemporary art from Japan)」展に、 1960年代からゼロ年代に活躍する日人作家約30名のひとりとして、 また最年少作家として選ばれるなど活躍の場を世界に広げています。 丹羽は、「今ここにいる私(もしくは私達)」のあり方とそれを取り巻く社会構造へ疑問をもとに、 公共空間でのパフォーマンスやプロジェクトを行ってきました。丹羽はそれらを「パフォーマンス」ではなく 「社

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    このたび、AI KOWADA GALLERYでは、丹羽の一年ぶりの個展、またここ数年間の海外での作品制作を経て、 再び東京で制作を行った新作による「時代の反対語が可能性」展を開催いたします。 ここ最近ではロシア、スイス、トルコ、フィンランド、ルーマニアなど世界各地で作品制作を行う丹羽は、 国際交流基金によるロシア、イスラエルの巡回展「ダブル・ヴィジョン–日現代美術 (Double Vision: Contemporary art from Japan)」展に、1960年代からゼロ年代に活躍する日人作家約30名のひとりとして、 また最年少作家として選ばれるなど活躍の場を世界に広げています。 丹羽は、「今ここにいる私(もしくは私達)」のあり方とそれを取り巻く社会構造へ疑問をもとに、 公共空間でのパフォーマンスやプロジェクトを行ってきました。丹羽はそれらを「パフォーマンス」ではなく 「社会構

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    現代では、来る2012年11月17日(土)から12月15日(土)まで、小林耕平 個展「あなたの口は掃除機であり、ノズルを手で持つことで並べ替え、電源に接続し、吸い込むことで語る。」を開催する運びとなりましたのでご案内申し上げます。 映像作家・小林耕平の活動は、ここ10年あまりの間に大きく変化しています。注目されるきっかけとなった、低解像度監視カメラでの撮影による閉鎖空間の中で人物の曖昧な影がうごめく1999年制作のモノクロ映像「1-3-1」にはじまり、2000年代半ばには、人物の影の映像に加え、関係性が希薄でどこか不穏な行為や風景の断片が連なる「2-2-1」のような作品を発表しました。そして、ある街の道端にペットボトル、ビニールひもや紙くずなどの何気ないモノが意図的にちりばめられ、作家自身がゴミ拾いをしたり、自転車に乗ったりと、ありふれた行為を淡々と続ける「2-8-1」のような2000

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    nabinno
    nabinno 2014/08/24
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    GALLERY MoMo Roppongiでは11月1日(木)~ 11月17日(土)まで、「絵画の伏線」と題して1980年代の作品を展示致します。 この展示はギャラリーオープン10周年を迎えるに当たって開催する展示「Zeitgeist(時代精神)」に先駆けて開催するもので、ここで取り上げた作家が全て1980年代生まれの作家によることで、彼らが生まれた日の美術の状況の一端をギャラリーコレクションから概観しようとするものです。  展示作品は零細な個人コレクションからなり、経済的理由など代表的な作家の欠落があることも否定できませんし、この時代の傾向を網羅するものではありません。 1980年代の日は、1970年代の学生運動が終焉し、無力感を味わった若い世代は転身を図り、バブル経済へと邁進します。日の美術の世界ではイズムで括れる時代が終わり、一部では美術の終焉を唱える方もいましたが、多様な表現

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    なにげない日常のなかに潜んでいるさまざまな光景を独自の視点から切り取ってみせる写真家・梅佳代(うめ かよ)。天性のコミュニケーション能力と絶妙の距離感、そして動物的ともいえる動体視力を武器に、梅佳代は果敢にシャッターを切ります。「朝起きたときから夜寝るまで全部がシャッターを押す範囲」という梅佳代の作品には、彼女だけが持つ独特の視点が多様に映し出されています。 展は、いま若手のなかで最も熱く、幅広い視線を浴びる写真家・梅佳代待望の美術館初個展です。彼女の活動の根幹ともいえるスナップ写真による〈シャッターチャンス〉シリーズ、そして身近な他者との関係性を軸に展開する〈男子〉〈じいちゃんさま〉シリーズを未発表作品を交えて大胆に再構成します。また10年振りの公開となる初期作品〈女子中学生〉シリーズは、彼女の原点をさぐる手掛かりとなるでしょう。さらに、最新写真集と関連するシリーズを加え、梅佳代の魅力

  • 現代アートのオンライン・ジャーナル「カロンズジャーナル」

    リリース 2013年11月30日 カロンズジャーナル(kalonsJournal)の第2号発行のお知らせ: 現代アートのオンラインジャーナル『kalonsJournal』第2号を発行いたしました。 カロンズネットとともにカロンズジャーナルをご愛読いただければ幸いです。 2012年10月30日 カロンズジャーナル(kalonsJournal)創刊のお知らせ: この度、現代アートのオンラインジャーナル『kalonsJournal(ISSN:2186-5779)』を創刊いたしました。 カロンズネットとともにカロンズジャーナルをご愛読いただければ幸いです。

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    fig. 1  ≪うつ伏せの下半身、 めくれたGパンからお尻が少し見えている≫2007年 タイプCプリント|シリーズ「男の乗り方」より|Copyright © Ryudai Takano|Courtesy: Yumiko Chiba Associates/Zeit-Foto Salon fig. 2  ≪仰向けの状態で、足を絡ませている≫2006年 Cプリント|シリーズ「男の乗り方」より|Copyright © Courtesy: Yumiko Chiba Associates/Zeit-Foto Salon 男性の裸体像を撮ってきた写真家・鷹野隆大の「男の乗り方」展が東京都渋谷区上原のGALLERY at lammfrommで開かれた。鷹野は、西洋絵画で描かれてきたヌードの女性像と同じポーズで男性を撮影した作品や、男性器を近距離から写した写真で、セクシャリティを意識させたり、既成の「常識

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    "through a break in the clouds of numberless daylight" acrylic, silkscreen and silver leaf on paper mounted on wooden panel, 1600 x 1600 mm, 2013 このたȀ、AI KOWADA GALLERY では福原寛重の個展「Instantiation」を開催いたします。大学在 学中の 97 年にアーティストとしてフィリップモリスアートアワード、ファイナル・セレクションに選ば れ、PS1MOMA(ニューヨーク、アメリカ)でのグループ展に参加し若手アーティストとして脚光を浴Ȁ 始めたころにグラフィックデザイナーとして転向した福原は現在、数々のヒット商品のロゴ、または企業 ロゴなどを制作し活躍しています。 福原は 09 年ごろよりアーティストとしての制作を再開して

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    "through a break in the clouds of numberless daylight" acrylic, silkscreen and silver leaf on paper mounted on wooden panel, 1600 x 1600 mm, 2013 AI KOWADA GALLERY is going to present "Instantiation" Hiroshige Fukuhara's solo exhibition. Fukuhara won the final selection at Philip Morris Art Award (Tokyo, 1997) and took part in a group exhibition at PS1 MoMA Contemporary Art Centre (NY, 2001) still

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    fig. 2 ≪アルミナのエロス(白い固形は…)≫1984年/2009年|東京都現代美術館蔵|画像提供:東京都現代美術館 fig.3「伊藤公象: 秩序とカオス」展覧会風景より(東京都現代美術館、2009年)撮影:内田芳孝|画像提供:東京都現代美術館 左:≪土の襞-青い凍結晶-≫2007年|作家蔵 右:≪木の肉・土の刃Ⅱ≫1993年|愛知県美術館蔵 冒頭から他館の話で申し訳ないが、東京都現代美術館の「伊藤公象 WORK 1974-2009 秩序とカオス」(2009年8月1日〜10月4日)を見て後日、世田谷美術館を訪れ、同館にも伊藤公象の作品が収蔵されていることに気がついた。基的には常設展を行なう二階の、展示室から展示室に抜ける間の通路の外に目をやると、伊藤の≪凍土花≫(陶土、w720×d358×h285mm、1988年)[fig. 1]が展示されているのだ。伊藤によれば「凍土」のシリーズは