アムステルダムは美しい街です。運河が流れ路面電車が行きかい花が咲き、表面的には平和なイメージ。オランダの経済のパフォーマンスは相対的には悪くないし、国際企業も多くオランダには存在します。アムステルダムにあるゴッホ美術館は、何時間いても飽きないぐらいの圧倒的な存在感です。 とはいえ、3年ほど前にアムステルダムの中央駅に降り立って外に出たときのなんともいえない違和感を思い出します。なんというか、ちょっと危なっかしい感じがしたものです、本当に感覚的なものだけれど。もちろん、ここが交通の要衝であり休暇時期に多くの若者が列車で集まる場所でもあり、その若者ゆえの抑え切れないエネルギーを感じるという部分もあるから当然なのですが、本能的になんとなく油断の出来ない場所に来たなあという感じを持ったことは否めません。 ご存知のとおりオランダはもともと海運国家です。皆さんもうお忘れかもしれませんが(笑)江戸時代に