【ワシントン時事】オバマ米大統領は3日放映された米CBSテレビのインタビューで、米ボーイスカウト連盟は同性愛者に門戸を開くべきだとの見解を表明した。大統領は、ボーイスカウトが若者の成長に果たす役割を強調した上で、「誰も(参加を)妨げられるべきではない」と述べた。同連盟は今週、同性愛者の入会を認めない会員規約改正の是非について決定する見通し。 米ボーイスカウト連盟は100年以上の歴史を持つ伝統ある組織で、同性愛者の入会を禁止する規定を堅持してきた。大統領は「ゲイもレズビアンも他の人と同様に全ての組織に参加する機会を持つべきだというのが私の姿勢だ」と述べた。(2013/02/04-10:54)