1945年1月にポーランドを占領したソビエト連邦軍(赤軍)がドイツ国境付近に達しつつあり、西部戦線においてはアメリカ・イギリスの連合軍がライン川に迫る情勢のもと、連合国の主要3カ国首脳の会談が行われた。会談の結果、第二次世界大戦後の処理についてヤルタ協定を結び、イギリス・アメリカ・フランス・ソ連の4カ国によるドイツの分割統治、ポーランド人民共和国の国境策定、エストニア・ラトビア・リトアニアのバルト三国の処遇などの東ヨーロッパ諸国の戦後処理が取り決められた。 併せて、アメリカとソ連の間でヤルタ秘密協定を締結し、ドイツ敗戦後90日後のソ連対日参戦及び千島列島・樺太・朝鮮半島・台湾などの日本の領土の処遇も決定し、2024年現在も続く北方領土問題の端緒となった。 また、戦後の発足が議論されていた国際連合の投票方式について、イギリス・フランス・アメリカ合衆国・中華民国・ソビエト連邦の5か国(後の安全
以下は資本主義の反対は社会主義ということを言うまでもないこととして扱っている。 言うておきますが – インタラクティヴ読書ノート別館の別館 「社会主義の教訓」と「資本主義の教訓」とは「どっちもどっち」ではありません。決定的に非対称的です。 金融日記 一般に資本主義というのは金持ち優遇で貧富の格差がはげしい社会システムだと考えられています。 一方で、社会主義とは社会全体の活力を失うものの、格差という点では平等な社会システムだと考えられています。 私も冷戦終結まではそれを疑うことすらなかった。 しかしそれからの20年で、この二つは直交するのではないかという思いをますます強くしている。 まずは言葉を見てみよう。わかりやすいので社会主義の方から。 社会・主義。それでは社会の反対ってなんだろうか? 資本、ではないよね。 国語の授業では、「社会」の反対は「個人」と教わっているはず。で、この問題に関して
「あなたの話、何言ってるのか、さっぱりわからないわ」と、アリスは言いました。(ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』、脇明子譯、岩波少年文庫、89頁) 企業經營の經驗があつても、經濟の仕組みを理解してゐるとは限らない。桁外れの讀書量を誇つても、正しい智識を身につけてゐるとは限らない。日々大量の文章を書いてゐても、論理的な思考ができるとは限らない。意外かもしれないが、いづれも眞實だ。有名ブロガーの小飼弾が最近「アゴラ」に寄稿した文章「資本主義の反対、社会主義の反対」を讀むと、それが嫌でもわかる。 小飼氏によると、むかしむかし、「純粋な資本主義」とやらの時代があつた。この世界では、事業に金(資本)を出した者、つまり資本家しか事業の成果を受け取ることはできない。腕の良い經營者を雇つても、金を出してゐない以上、拂ふべき報酬はゼロと言ふ。 しかしこれは非現實的な妄想だ。經營者が一錢の報酬も與へられず
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