パレスチナ自治区ラマラ(Ramallah)のインターネットカフェでパソコンを利用する若者(2012年1月6日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/AHMAD GHARABLI 【10月9日 AFP】米国の企業などを狙ったサイバー攻撃が過去3年間で倍増し、損害額も約40%増えていることが、8日に発表された調査結果で明らかになった。 この調査は、米情報系調査機関ポネモン・インスティテュート(Ponemon Institute)が米ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard、HP)の支援を受けて実施したもの。件数が多かったサイバー攻撃の種類は、マルウエア(悪性コード)、DoS攻撃、コンピューターの乗っ取り、「悪意ある内部関係者」などだった。 サイバー攻撃の1週間当たりの平均発生件数は2012年が102件、2011年が72件、2010年が50件で、2012年は2010年比でほ