ラーム・イスラエル・エマニュエル(英語: Rahm Israel Emanuel、ヘブライ語: רם ישראל עמנואל、1959年11月29日 - )は、アメリカ合衆国の政治家。ビル・クリントン大統領当選時の資金調達活動などを通じて政界に入り[1]、下院議員(イリノイ州選出)[2]、シカゴ市長[3]、バラク・オバマ政権時の大統領首席補佐官などを歴任したのち[4]、2022年3月から駐日アメリカ大使[2]。 駐日大使就任後は、台湾情勢をめぐって与那国島を公式訪問してみせるなど[5]、中国の拡大に対する危機感を繰りかえし明言して注目を集めた[6][7][8]。 1959年11月29日にイリノイ州シカゴに誕生する。彼の父はイスラエルのエルサレム出身のユダヤ人小児科医であったが、それ以前は「オデーサ・ギャング」とも呼ばれたイスラエル民兵組織「イルグン」のメンバーであった[9]。母はシカゴ