NTTドコモが直接運営に携わる「dマーケット」。同社初となるスマートフォン向けストアでは、コンテンツ自体がフィーチャーフォン向けストアとは異なり、スマートフォンに最適化されている。特に「BOOKストア」ではそれが顕著だという。同社スマートコミュニケーションサービス部ネットサービス企画担当課長 渡辺英樹氏にマーケットのこれからの展開について聞いた。 これまでの「ドコモマーケット」が「dマーケット」に変わることになる。「MUSICストア」に関しては基本的にはiモード側もスマートフォン側も構造は同じ。iモード上で展開していたMUSICストアをスマートフォン上でも実現していく。「BOOKストア」も、これまでiモード側で直営でやっていたものをスマートフォン側で展開する。「VIDEOストア」はiモード側では展開していなかった。新たにスマートフォン側のストアとして追加した。 フィーチャーフォン向けの「ド
iモードのエコシステムを引き継ぐとはいえ、それは第2の“ガラパゴス”を作るのでなく、NTTドコモがこれまで築いてきたものと、スマートフォンの思想の両立を目指す――。同社執行役員スマートコミュニケ―ションサービス部長である阿佐美弘恭氏はこのように語る。第4回は同氏に今後のサービス展開の考え方などを聞いた。 日本の携帯電話のユーザーは、iモードが99年に始まったこともあり、携帯電話で“やれること”に対する期待度が高い。“素”のままのスマートフォンを提供するだけでは、その期待度に追いつかない。 日本では赤外線やワンセグ、おサイフケータイといった機能をグローバルなものか否かは問わず、受け入れてきた。そして日常の生活でそれらが使い込まれている。そういう機能を備えていないスマートフォンが出てくると、どちらかというと「何々ができない」とネガティブな見方が出てしまう。 2010年4月にXperia(SO-
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