どうして注意散漫なのだろう…小学校4年生チャン・ホ君(仮名。10)は幼稚園のときから上着、かばんなどをよく忘れて出かけた。学校の授業時間中にも別のことをしたり、周囲の友達にちょっかいを出したりして授業の邪魔をした。しかられても何も変わらなかった。 チャン・ホ君は最近、病院で注意力欠乏過剰行動障害(ADHD)という病気を持っていると診断された。常にそわそわして時間や所かまわず衝動的な行動をするこの症侯群は、幼稚園のときに始まり、小学校2年生になると症状がはっきり現れた。脳の機能の異常が原因で、治療も脳の異常を正す薬物治療(精神刺激剤)が優先だ。 チャン・ホ君のようにADHDの子供が全体の13.5%もいるという調査結果が出た。これまで国内医学界では4~5%程度になるものと推算された。 ソウル市学校保健振興院は最近、ソウルに住む6~17歳の親2672人に対する面接調査をもとに「ソウル市小児青少年
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