米国での建築現場 木造枠組壁構法(もくぞうわくぐみかべこうほう、Framing)とは、建築構造の木構造の構法の1つであり、技術が一般に公開されているオープン工法である。欧米では標準的な木造住宅の構法で、北米では単に「Framing」と呼ばれるが、日本では通称「ツーバイフォー工法」と呼ばれる。19世紀に北米で生まれ、その後アメリカ全土に普及した。開拓者が自ら作る為のキットハウスが、その原形とされる。 日本にツーバイフォーの原型となる工法が伝わったのは明治の初めで、1878年に建てられた屯田兵住宅がその最初だといわれている。同時期に建設された札幌の時計台や豊平館、1921年に建築された東京都豊島区の自由学園明日館など、ツーバイフォー工法で造られた歴史的建造物が今も現存する。その後1974年(昭和49年)に枠組壁工法の技術基準が告示され、一般工法としてオープン化され、同年設立された三井ホームによ