本日、7月7日はクラスメソッドの創立記念日ということで、日曜日にもかかわらず朝から記事が投稿されていますね。 私も何か記念投稿しようと思って、興味がありながらも勉強できてなかった「Amazon Managed Blockchain」について調べたので、ざっくりまとめをシェアします。 まだ国内では Amazon Managed Blockchain の情報が少ないので、AWS Summit London のセッション「Deep dive on Amazon Managed Blockchain」が元ネタになってます。 AWS のブロックチェーン ブロックチェーンはおもに2つの管理タイプがあります。ひとつは、複数の使用者が信頼された機関に所有権を一元化してトランザクションを扱う「中央集権型」です。もうひとつは、複数の使用者が所有権を分散してトランザクションを扱う「分散型」です。 中央集権型 中
ブロックチェーンシステムをお手軽構築してみた Amazon Managed Blockchain体験記(1/5 ページ) クラウドベースの統合開発環境「AWS Cloud9」を用い、Python/Djangoで開発するのが筆者の最近のお気に入りだ。とにかくお手軽で迅速な開発ができる。ロジックをプログラミングするまでの大変な準備作業がないので、低予算での受注開発業務から趣味的開発まで、頻繁にCloud9を使っている。さて、そのCloud9を開く時、最近ずっと気になる文字列があった。 それは、サービス一覧画面のほぼ中央にある、「Amazon Managed Blockchain」だ。 説明文を読むと「Amazon Managed Blockchain はフルマネージド型のサービスで、一般的なオープンソースフレームワークであるHyperledger FabricやEthereumを使用して、スケ
Amazon Managed Blockchain は、新しいネットワークの Hyperledger Fabric バージョン 1.4 のサポートを開始しました。このバージョンでは、安定性の改善とバグ修正に加えて、Node.js と Java クライアント SDK が改善され、チェーンコードの開発とデプロイが容易になり、プライベートデータコレクションが強化されて機能がより安定して使いやすくなり、Java チェーンコードがサポートされ、 ネットワーク活動を監視するためのより多くのメトリクスが追加されています。また、お客様は、CouchDB を状態データベースとして選択できるようになり、JSON ストレージとクエリ形式を使用して、チェーンコードからより豊富な状態データのクエリを実行できるようになりました。これらの機能の詳細については、Amazon Managed Blockchain 管理ガイ
オープンソースのブロックチェーン基盤の一つ、Hyperledger Fabric を試してみました。 環境構築からチェーンコードの設置・実行まで挑戦してみましたので、今から始める方の参考になれば幸いです。 Hyperledger とは Hyperledger (ハイパーレッジャー) とは、オープンソースのブロックチェーン技術推進コミュニティです。 ブロックチェーン技術とは、ネットワーク接続された数多くのコンピュータ群で分散処理/データ管理を行うことで、1つの巨大高性能システムと同等の機能を実現するという技術です。"変更不可能な形でデータを保持するデータベース" と表現されます。 Hyperledger Project は、The Linux Foundation のプロジェクトとして、これらの技術検証について、オープンソース精神に基づき、グローバルレベルで共同検証を実施し、デファクトスタン
オープンソースのブロックチェーン Hyperledger Fabric を試してみる の続き Hyperledger Fabric の REST API を一通り試したときのメモです。 Bluemix 上の IBM Blockchain を使っています。 REST Endpoints Blockchain API GET /chain ブロックチェーンの現在の状態を取得するAPI Block API GET /chain/blocks/{block-id} ブロックチェーンから特定のブロックの内容を取得するAPI Transactions API GET /transactions/{UUID} ブロックチェーンから個々のトランザクションの内容を取得するAPI Network API GET /network/peers ピアノードの一覧と、それぞれのネットワークに関する情報を取得するAP
With this paper, we provide a brief analysis of the most notable differences between the distributed ledger technologies (DLT) Hyperledger Fabric, R3 Corda and Ethereum. Our intention is to give decision makers new to DLT guidance for what use cases Hyperledger Fabric, Corda and Ethereum are most suitable. — Authors: Martin Valenta, Philipp Sandner Download the article as PDF file. Three different
(2017年6月時点において)ここしばらくでのブロックチェーン技術の盛り上がりには圧倒される一方で、いざ、その技術的な実装内容について調べると共に、期待と現実との間での若干のギャップにとまどうところもあります。この記事ではそうした(個人的な)とまどいの内容を、「ブロックチェーン技術の有望性」という命題を軸とする形で、簡単な解説を交えつつ共有させていただきます。 (本記事の筆者と同じく)「熱狂の只中にあるブロックチェーン技術に飛びついて良いものか?」と自問されている各位にとっての参考としていただければ幸いです。 本記事のまとめ ブロックチェーン技術の一義的な効用はビジネスネットワークへの参加者の「信用」を補完することである。そのため、既に十分な「信用」を獲得している主体によるブロックチェーン技術活用の余地には疑問符が付く。 ブロックチェーン技術の活用余地を拡大するにあたっては、ブロックチェー
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