昨年末の安倍政権の発足で、エネルギー政策の行方に注目が集まっている。自民党は政権公約で、将来にわたって持続可能な「電源構成のベストミックス」を10年以内に確立するとし、当面の最優先課題として3年間、太陽光や風力など「再生可能エネルギー」の最大限の導入を図ると約束した。再生可能エネルギーはどうあるべきなのか。地熱発電による「再エネ先進国」として知られる世界最北の島国、アイスランドの取り組みは、同様に火山国で地熱が豊富にある「温泉大国」のわが国にも参考になりそうだ。(塚本隆仁)露天温泉の背後に… 世界最大の露天温泉として知られ、欧州各国から温泉好きが集うリゾート施設「ブルーラグーン」。アイスランドの首都レイキャビクから南西へ40キロ、国際空港にも近いこの施設では、毎時600万リットルの温水を近くの「スヴァルツェンギ地熱発電所」から供給されている。温水は、発電に使った排熱で暖めた海水だ。 アイス
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