Intel初の60コアチップが発表されたが、当面、それを利用できるのはケンブリッジ大学などの優良機関に限定されるだろう。 一般に「Phi」と呼ばれるこのチップは、通常のIntelプロセッサではない。同社の主要な収入源である中央演算装置(CPU)というよりも、むしろCPUと連携して動作するグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)に近い。 Intelは実際に、同テクノロジに基づく「Larrabee」という消費者向けGPUカードを市場に出そうとしたが、そのプロジェクトは2009年に中止となっていた。 しかし、同社はスーパーコンピューティング市場でNVIDIAに対抗するために、依然として同テクノロジを必要としている。なぜなら、よりシンプルで特化されたGPUのようなプロセッサコアは、ある種のスーパーコンピューティングタスクをより能率的に処理することが可能で、スーパーコンピュータの巨大な電力要件
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