Microsoft、生成AI「Copilot」サービス利用による著作権侵害の賠償金を肩代わりすると発表:「GitHub Copilot」も対象 Microsoftは、「Copilot」と呼ばれる生成AIサービスの利用で著作権侵害の損害賠償が発生した場合、同社が肩代わりすると発表した。これにより、企業や公共組織が生成AI利用で抱く懸念を減らそうとしている。
TPPの頃は著作権議論もかなり盛り上がって、大いに注目を集めたものだが、昨今はもう著作権どころではなくなっていて、改正もあまり話題にならないところである。そこで今回は、平成30年からの4回の改正ポイントのうち、主だったところを整理してみたいと思う。 この記事について この記事は、毎週月曜日に配信されているメールマガジン『小寺・西田の「マンデーランチビュッフェ」』から、一部を転載したものです。今回の記事は2021年8月1日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額660円・税込)の申し込みはこちらから。さらにコンテンツを追加したnote版『小寺・西田のコラムビュッフェ』(月額980円・税込)もスタート。 大胆に変わった平成30年改正 まず平成30年の、通常の著作権法改正内容から見ていくと、以下の4点が柱になる。 デジタル化・ネットワーク化の進展に対応した柔軟な権利制限規定の整備(第30条
米Googleは9月5日(現地時間)、全米写真家協会(ASMP)など複数の団体が著作権侵害で同社を提訴した集団訴訟で和解が成立したと発表した。和解の詳細は公表されていない。 この訴訟は、図書館の蔵書を電子化してGoogle Booksに登録するプロジェクト「Google Books Library Project」は著作権侵害に当たるとして、ASMPが2010年7月にGoogleを提訴したもの。 原告はニューヨーク南地区の米連邦地裁に、Googleはビジュアルクリエイターの権利を考慮せずに、出版物を違法にスキャンして公開していると申し立て、「公正な補償」を要求していた。 Googleは発表文で、「著作権保有者を守る非営利団体PLUS Coalitionへの資金援助を含むすべての関係者に利する和解に到達できたことを両者は嬉しく思っている」としている。 Google Books Library
忍者ツールズを提供するサムライファクトリーは9月18日、絵師・イラストレーターを対象に行ったアンケート結果「絵師白書2012」を公開した。 「イラストの転載はどこまで許せるか」「同人誌即売会での売り上げは?」などの質問を1600人超に聞いた。 イラストの転載については、50%が元サイトへリンクと「◯◯から転載」という説明があればイラストを他人のWebサイトに転載されても許容できると答えた。引用元を説明した上でTwitterに画像をアップロードするのは51%が、プロフィールで引用元を説明した上でTwitterのアイコンに使うのは40%が許容範囲としている。 引用元の説明なしでの転載を許容すると答えた人は、転載先(Webサイト、Twitter、アイコン)にかかわらず数%だった。「いずれにせよ転載が必要な場合は事前に作者に許可を取った上で引用元を明示して行われるのが望ましいと思われます」(サムラ
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 漫画「ブラックジャックによろしく」が9月15日より二次利用自由になる。作者・佐藤秀峰氏のTwitterによると、「アプリ化してデータを販売することも、アニメ化、映画化、テレビドラマ化を行ない商業作品として上映することも、関連グッズを制作して販売することも、同人で二次創作を行なうことも、あらゆる作品の二次利用をどなたにでも認めます」とのこと。 アプリ化してデータを販売することも、アニメ化、映画化、テレビドラマ化を行ない商業作品として上映することも、関連グッズを制作して販売することも、同人で二次創作を行なうことも、あらゆる作品の二次利用をどなたにでも認めます。 mangaonweb.com/creatorDiarypa…— 佐藤秀峰さん (@shuhosato) 8月 20, 2012 二次創作の許可だけにとどまらず、作品自体の二次利
著者プロフィール:山崎潤一郎(やまさき・じゅんいちろう) 音楽制作業に従事しインディレーベルを主宰する傍ら、IT系のライターもこなす。街歩き用iPhoneアプリ「東京今昔散歩」「スカイツリー今昔散歩」のプロデューサー。また、ヴィンテージ鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」の開発者でもある。近著に『AmazonのKindleで自分の本を出す方法』(ソフトバンククリエイティブ刊)がある。 YouTubeやニコニコ動画には、国内外含めて有名アーティストの動画が多数アップロードされている。1970年代に青春まっただ中で、ばりばりのロック少年だった筆者としては、「こんな映像があったのね!」というヴィンテージ系ロックの驚きの映像を見つけるたびに、自分のブログやFacebookの「近況」にエンベッド(埋め込み)し、「こんなの見つけたぜ」と「いいね!」の数が
漫画家の佐藤秀峰さんはこのほど、「ブラックジャックによろしく」の2次利用フリー化から1カ月経った結果をブログで報告した。事後報告のあった2次利用は50件以上。「新規で作品に触れてくださった方はどう少なく見積もっても100万人超えは確実」で、同作品を配信している電子書籍配信サイト「漫画 on Web」の売り上げも増加。今後も100件以上の2次利用案件が公開される見通しという。 2次利用50件以上 効果は「紙媒体のコミックス版に匹敵」 佐藤さんが同作品の2次利用を自由化したのは9月15日。「従来の著作権を振りかざして利益を得る方法は段々と古くなっていくはずです」として、自作を2次利用フリーとすることで「どのように作品が拡散し、利用され、著者に利益をもたらすのか、もたらさないのか、その調査をしたい」としていた(「ブラックジャックによろしく」が2次利用フリーに 商用・非商用問わず自由に利用可能)。
漫画家の佐藤秀峰さんは8月20日、「ブラックジャックによろしく」について、自由に2次利用できるようにする方針を明らかにした。9月15日以降、商用・非商用を問わず、作品を出版したり、小説化や映画化などを無料で自由に行うことができる。 佐藤さんは「従来の著作権を振りかざして利益を得る方法は段々と古くなっていくはずです」として、自作を2次利用フリーとすることで「どのように作品が拡散し、利用され、著者に利益をもたらすのか、もたらさないのか、その調査をしたいと思っています」と狙いを記している。 2次利用の自由化では、商用・非商用問わず、作品をネットに掲載したり、国内外で書籍として出版したり、翻案やアニメ化、小説化、映画化、テレビドラマ化したり、グッズを製作して販売したり、同人作品で2次創作を行い同人誌として販売する──といったことが自由に行える。利用について事前連絡は不要で、使用料なども一切要求しな
米Googleは8月10日(現地時間)、Google検索での検索結果をよりよくするための取り組みの一環として、著作権侵害報告の多いWebサイトのランクを下げる新たなアルゴリズム変更を行うと発表した。来週(8月13日の週)から実施するという。 このアルゴリズム変更によって、ユーザーは映画やテレビ番組のコンテンツを検索した際、違法サイトではなくHuluやSpotifyなどの合法的なサービスで目的のコンテンツを見つけやすくなるとしている。 Googleは2009年から、著作権保有者からのデジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく著作権侵害報告を受け付けており、今回のアルゴリズム変更は、この報告データに基づいているという。同社が5月、「Transparency Report」に追加した著作権侵害コンテンツに関するセクションによると、過去30日間だけで430万件以上のURLが報告されている。 G
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 「盗作レベルじゃねーか」との非難も 「はちま起稿」「オレ的ゲーム速報」の無断転載が批判を集めている。ゲームブログ「絶対SIMPLE主義」は「名指しで転載禁止とかあんまりしたくないけど」としつつも、7月17日、サイト内に「2chから転載禁止処分を受けたブログはリンク・転載禁止です」との文言を付け加えた。 発端となったのは「絶対SIMPLE主義」が7月15日に掲載した「DSiウェアに前代未聞のウラワザを搭載したゲーム登場!Aボタンを押す→クリア」というエントリ。これを翌日、「はちま起稿」「オレ的ゲーム速報@Jin」が紹介し記事にした。「オレ的ゲーム速報」の方(魚拓)は本文の引用も一部のみで、写真もサイトのキャプチャ画像までにとどめたが、「はちま起稿」の方(魚拓)は「絶対SIMPLE主義」の撮影した写真をそのまま使用し、さらに見出しもほぼ
違法ダウンロードに刑事罰を導入する改正著作権法について、文化庁は7月12日、改正内容についての見解とQ&Aを同庁のサイトで公開した。違法ダウンロードの刑事罰化に伴い、権利者団体が告訴する場合には「事前に警告を行うなどの配慮が求められる」などとしている。 改正著作権法は6月20日に成立。違法にアップロードされた有償の音楽ファイルや映像ファイルを違法であることを知りながらダウンロードした場合、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金を科す(親告罪)。またDVDのCSSやBlu-ray DiscのACCS、B-CASなどのアクセスコントロール技術を解除して行う複製、つまり市販DVDのPCへのリッピングなどは違法となる(罰則なし)。違法ダウンロード刑事罰化やDVDリッピングなどの違法化は10月1日から施行される。 一方、「写真の背景にイラストが写り込んだ」「街角の風景を動画で撮影したところ、流れ
違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ著作権法改正案が6月15日、衆議院本会議で与野党の賛成多数で可決された。 同日午前の文部科学委員会で、政府が提案した改正案の採決前に自民・公明が刑事罰化を盛り込む修正案を提出し、民主を含め賛成多数で可決。午後の本会議で修正案を含む形で可決された。 従来は違法にアップロードされた音楽ファイルなどをダウンロードする行為は違法ながら罰則規定はなかったが、修正案ではこれに対し2年以下の懲役または200万円以下の罰金(親告罪)を科す。 政府提案の改正案では、暗号によるコピー防止技術が施されたDVDなどの複製を私的複製の範囲外とした。CSSによるコピー防止が施されているDVDをPCのHDDに吸い出すリッピングは、ユーザーが購入したDVDを自分のPCに落とす限りにおいては私的複製として認められてきたが、施行されれば今後は違法になる。罰則規定はないが、DVDをリッ
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