アフガニスタンの首都カブールの中学校近くで8日にあった爆発で、確認された死者が9日までに60人を超えた。現地では、子どもを失った親たちが埋葬を行っている。 負傷者は150人以上となっている。爆発は自動車爆弾と、2個の爆破装置によるものだったとみられている。攻撃のねらいは、はっきりしていない。死者の多くは、下校途中の女子生徒たちだった。 カブールの「殉教者墓地」では、被害者のうち少数派ハザラ出身者の埋葬が行われた。AFP通信によると、女子生徒の遺体を入れた木製の棺が墓穴へと下げられていくのを、人々はショックによる放心状態で見つめていた。