シリア北部の主要都市アレッポで政府軍と反政府勢力との戦闘が続くなか、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は12日、民間人に対する残虐行為が起きていると警告した。 潘事務総長は、対立する双方に対し、民間人を保護するよう訴えた。、特にシリア政府と同盟国に向けた要請だとしている。アレッポでは、反政府勢力が政府軍に敗北する瀬戸際にある。 これに先立ち、国連のシリア向け人道支援を指揮するヤン・エグランド氏はツイッターで、「(政府を支持する)勝ち誇る民兵たちによるすべての残虐行為」はシリア政府と支援国のロシアに「責任がある」と述べていた。