山谷拉致問題担当大臣は、日本外国特派員協会で記者会見し、来週行われる北朝鮮との政府間協議について、拉致被害者らの調査の現状をしっかりと聴取し、対応を見極める必要があるという考えを示しました。 この中で、山谷拉致問題担当大臣は拉致被害者らの調査の進捗(しんちょく)状況などの説明を受けるため、今月29日に中国で行われる北朝鮮との政府間協議について、「北朝鮮は『調査は初期段階であるから、それ以上のことは言えない』としているが、とても報告と言えるものではない。 日本としては調査の内容、いろいろな分科会での作業、どういうことを今やっているのかを当然聞かなければならない」と述べました。そのうえで、山谷大臣は「日本としては、北朝鮮側が拉致被害者をはじめとするすべての日本人に関する包括的かつ全面的な調査を迅速に行い、その結果を速やかに通報すべきと考えており、こうした観点から今回の会合で北朝鮮による調査の現
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