大手ハンバーガーチェーンの「モスフードサービス」は、円安の影響などで牛肉や小麦粉といった原材料のコストが上昇しているとして、来月29日からおよそ5年ぶりに主力のハンバーガーをはじめ、商品の一部を値上げすることになりました。 発表によりますと、「モスフードサービス」は、来月29日から主力のハンバーガーのうち、「モスバーガー」を320円から330円にするなど、全体の4割に当たる45の商品をいずれも10円値上げします。 「モスフードサービス」の値上げは、平成20年11月以来およそ5年ぶりです。 理由について会社側は、円安の影響などで原材料の牛肉や小麦粉のほか、飲み物に使う容器などのコストが上昇しているためだとしています。 大手ハンバーガーチェーンでは、最大手の「日本マクドナルド」が、ことし5月から、原材料コストの上昇で一部のハンバーガーを値上げするなど、ファストフード業界でも値上げに踏み切る動き