【ロンドン=共同】今年のノーベル文学賞に選ばれた米シンガー・ソングライターのボブ・ディラン氏が沈黙を続けていることに対し、選考主体のスウェーデン・アカデミーのメンバーが21日、スウェーデン公共放送SVTのインタビューで「無礼かつ傲慢だ」と強く批判した。作家らでつくる同アカデミー(定数18)の一員のペール・ウェストベリ氏で、「この事態は予測しなかった」と困惑気
青色LEDの開発に成功した業績が認められ、ノーベル物理学賞の受賞が決まった名古屋大学大学院教授の天野浩さんが自民党の会合で講演し「困難な課題にチャレンジするには若い力が必要だ」と述べ、若手研究者への支援を訴えました。 この中で、天野さんは「研究をスタートさせた当時は青色LEDができたらテレビを小さくできるので役に立つのではないかという安易な気持ちだった。発明のほんの初期の一部だが、きっかけを作ることができて非常にうれしく思う」と述べました。 そのうえで、天野さんは「困難な課題にチャレンジするには若い力が必要だが、われわれの研究室や大学でも日本人の学生が博士課程に進む割合が少しずつ減っている。チャンスがあったら進みたいが経済的に不安があり、ちゅうちょしてしまうという状況のようだ」と述べ、若手研究者への支援を訴えました。 また、天野さんは「基礎研究への支援は未来の日本への投資だ」と述べ、息の長
2014年10月19日 日本人3人のノーベル物理学賞、シカゴじゃシラけているぜ! カテゴリ:カテゴリ未分類 米国企業の研究開発の末端の末端で働いている私は「日本人がまたやったなぁ!」とノーベル賞受賞者が発表された翌日に出勤すると言われるのが同じ日本人として嬉しい。 IPS細胞の山中教授の時は「人間の細胞をリセットするなんて、どこまで日本人は優秀なんだ?」と同僚達から言われた。 「日本人のIPS細胞の発見でうちの会社のバイオ部門も儲かるぞ!」と同僚達は喜び、うちのグループ企業の中のバイオ関係の会社や関連する検査装置を開発している会社の株価も実際に上がった。 しかし今回の青色発光ダイオードの発明での日本人の受賞に私は非常に迷惑している。 言っておくが、ノーベル賞受賞の会見なんて、世界中のテレビで放映されるものであり、勿論うちの会社の研究開発のメンバーは全員観ているし、シカゴのテレビでも
「日本人」には様々な含意がある。日本で,エスニックな意味での日本人家庭に生まれ,日本語を母語として日本文化のゆりかごの中で育ったという意味では,南部陽一郎氏や中村修二氏はなるほど日本人だろう。だが,ストックホルムで開かれるノーベル賞の授賞式では,彼らはアメリカ人だ。 今回,日系アメリカ人一世を含む3人のエスニックな意味での日本人に属する科学者がノーベル物理学賞を受賞した。以前から折に触れて主張してきたことだが,改めて書いておく。 「日本人3人がノーベル賞受賞」という言説 - Danas je lep dan. ノーベル賞,iPS細胞,日本人 - Danas je lep dan. 「ノーベル賞を獲った日系アメリカ人」を「日本人受賞者」にカウントするのはやめるべきだ。それは第一に科学技術政策への批判的視点を麻痺させてしまう。「日本の科学が評価された!」などと騒いでいるひとが大勢いるが,実際に
高輝度青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞を受賞する3人の日本人研究者の中で、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二氏(開発当時は日亜化学工業に在籍)は、窒化ガリウム(GaN)製発光ダイオードの実用化と高輝度化で大きな成果を残した。連載「中村修二の青色LED開発物語」は、日経エレクトロニクス誌が1995年に掲載した、中村氏がGaN系青色発光ダイオードの研究に着手し製品化にこぎ着けるまでの開発ストーリーから、一部を紹介する。具体的には、日亜化学工業に入社してから開発のカギとなる製造装置の開発に成功し、高品位の単結晶膜の作成に成功するまでを、2回にわたって掲載する。(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
青色レーザーダイオードを実現した赤崎先生、天野先生、中村修二さんがノーベル賞を受賞されました。本当におめでとうございます。 特に中村修二さんは企業(日亜化学)での仕事で受賞したわけですから、私は中村さんよりも下の世代ですが、企業で技術者だった私は大変勇気づけられました。 大変失礼な言い方をすると、赤崎先生は偉すぎて雲の上の存在ですが、中村修二さんならひょっとしたら自分もなれるかもと、企業などで実用研究をしている技術者にも思われるところがあるのが、今回のノーベル賞は良いですね。 また実は私は学部、修士の時に青色レーザーに関連する研究をしていたので、昔(学生時代)を思い出して感慨もひとしおです。 当時は青色レーザーを目指して、今回受賞したGaNとZnSeが激しく競争。いずれの陣営も日本の企業・大学が中心で、「日本を制したものが世界を制する」という、日本の黄金期でした。 私は「負け組」であるZn
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