第3回 Ruby on Rails“シンプル”モデリング技法 太田 哲也 株式会社Cuon 2008/12/8 Rubyを使った大規模エンタープライズ開発が始まっている。Ruby on Railsでの開発において、インフラやアプリケーションアーキテクチャをどのように構成すべきかを考える(編集部) われわれの会社(Cuon)で開発した患者さん・患者家族のためのコミュニティサイト「LifePalette(ライフパレット)」では、Ruby on Rails(RoR)が提供する少々特殊なモデリング技法を積極的に取り入れている。 それは、メンテナンス性を確保しつつ、同時に実装コストを削減することを目標としたからである。 今回は、第2回「rsyncを用いたコンテンツの分散」で紹介したImageクラスの実例の一部を切り出し、RoRならではのシンプルかつスピーディなモデリング技法を紹介する。 単一テーブル