本稿では、KerasベースのSeq2Seq(Sequence to Sequence)モデルによるチャットボットを、Bidirectionalの多層LSTM(Long short-term memory)アーキテクチャで作成し、Google Colaboratory上で動かしてみます。 1. はじめに 本稿はSeq2SeqをKerasで構築し、チャットボットの作成を目指す投稿の3回目です。前回の投稿では、単層LSTMのSeq2Seqニューラルネットワークを構築しましたが、今回は、これをBidirectionalの多層LSTMに拡張します。 2. 本稿のゴール 以下のとおりです。 ニューラルネットワーク(Bidirectional多層LSTM)の構築と、訓練 応答文生成 なお、本稿の前提となる動作環境は、冒頭でも触れたとおり、Google Colaboratoryです。 ただし、Google
