JR東日本の関森多市郎・新潟支社長は12日の定例会見で、昨夏の新潟・福島豪雨の影響で一部区間が運休している只見線について「同じ被害が起きないよう十分な安全対策が必要であり、地元自治体、道路、河川の管理者との協議も必要。現時点では復旧の判断がつかない」と述べ、早期の全線再開は困難との認識を示した。 同線は運休中の大白川(魚沼市)-会津川口(福島県金山町)間のうち、10月1日から大白川-只見(同県只見町)間が運転再開するが、豪雨で鉄橋が流された只見-会津川口間は再開のめどがたっていない。また再開区間の田子倉駅(同)は廃止する方針。